この記事は、プリマス・ジン 41.2° を飲んだ感想を書いています。
迫力いっぱいのネズの実の香りを堪能できるジンです。
100年以上の歴史をほこるのも納得です。
お値段もお手頃価格。常飲したくなるジンです。
プリマス・ジン 41.2°を飲んだ感想
ストレートで飲んだ感想
水のように透きとおった色のプリマス・ジン 41.2°。
香りは、ジンにはかかすことのできないネズの実をしっかりと確認できます。
ネズの実の香りは、剛健ともストロングともいえるほどにしっかりと堅牢なイメージです。
それでいてグラスからわきだすネズの実の香りは、しなやかに部屋の隅々にまでひろがります。
ほんのすこしライムの皮をしぼるとふきだす清潔な香りも感じました。
口あたりは、すこしトロみがある、そのように感じられるほどにどっしりと重い旨味を舌と口で堪能できます。
アルコール度数は40°よりも高いです。けれども、舌や唇、歯茎をピリピリと刺すような刺激はあまり感じません。
飲みすすめると、ネズの実よりも、柑橘系の爽やかで健康的な風味と香りがつよくなります。
クドさも、シツこさも、一点の曇りもないクリアな味わいは、プリマス・ジン 41.2°を胃に落としたあとも持続します。
プリマス・ジン 41.2°を飲みおわったあとの、息を吸いこむとブレスをケアしたように口中がリフレッシュされています。
ロックで飲んだ感想
おおきい氷をグラスにごろりといれ、とくとくとプリマス・ジン 41.2°を注ぎいれました。
パキンッと氷が割れました。音は響きました、けれども、プリマス・ジン 41.2°のネズの実の香りは薄くなります。
冷やされたプリマス・ジン 41.2°を飲むと、アルコールの旨味がぎゅッと凝縮されています。
ストレートで飲むよりも、充実した厚く濃い風味を味蕾でしかと感じました。
飲みおわった瞬間の刺激もハードなものになっています。切れ味のよい太刀のように研ぎすまさた刺激。
辛い、痛い、と思うほどに刺激的です。そして、プリマス・ジン 41.2°を冷やすとレモンの皮とライムの果汁を混ぜあわせた風味と香りが強くなります。
ロンドンヒルでカクテルを作り飲んだ感想
- ジントニック
- マティーニ
- ギムレット
- ジンビターズ
- カンパリジン
ジントニック
- ジン:45ml
- トニックウォーター:適量
- ライムやレモン:お好みでしぼりいれる
プリマス・ジン 41.2°と氷をグラスにいれ、バースプーンでかき混ぜ冷やす。トニックウォーターをソッと注ぎいれ、二度三度、氷を持ち上げる。
ネズの実の香りよりも、キニーネの香りをつよく感じます。
トニックウォーターの香りと風味をつよく確認できます。硬質な味わいであり、シャープな口あたりです。
プリマス・ジン 41.2°がはいっていることは、アルコールのふくよかな風味にて思いだします。
マティーニ
- ジン:50ml
- ドライベルモット:10ml
- オリーブ:1個
プリマス・ジン 41.2°とドライベルモット、氷をミキシンググラスにいれ、かき混ぜ冷やす。グラスに注ぎいれ、銀色の棒にオリーブを刺し沈める。
ベルモットの多種多様なハーブの香りがグラスのうえで舞っています。
口あたりは薬草の苦味のおかげかシャープ。そして、後味もひきしまっています。
ギムレット
- ジン:45ml
- ライム:1/4
- シュガーシロップ:適量
プリマス・ジン 41.2°とライム、シュガーシロップお好みの量、氷をシェイカーにいれシェイク。白濁した液体をグラスに注ぐ。
ライムの香りが強いです、とても。ライムを目のまえでしぼったように感じられるほどに新鮮な香りです。
ライムのアロマオイルを置かれたように厚く強く、それでいてすこし甘い香りも感じました。
ロックで飲んだときもよい、すかッと飲みやすく、爽快な香りがいつまでも口中にとどまる、そのような余韻にひたれます。
ジンビターズ
- ジン:60ml
- アンゴスチュラビターズ:2~3滴
グラスに大きい氷をドガラといれる。アンゴスチュラビターズを氷に2~3滴ふりかける。プリマス・ジン 41.2°を注ぎいれる。
魔女が、おおきな壺にたくさんのハーブと秘密の酒を煮つめたおしたような複雑な苦味と香りをたのしめるアンゴスチュラビターズ。
そのビターさと、スメルが増幅されています。薬効成分すらも倍増しているように感じられるほどの厚く濃い香りになっています。
プリマス・ジン 41.2°とアンゴスチュラビターズを飲めば、元気がでまっせ。
カンパリジン
- ジン:30ml
- カンパリ:30ml
ジンスパイアとカンパリ、氷をミキシンググラスにいれ冷やす。赤くなった液体をグラスに注ぐ。
どド弩苦い。たいらに苦い。すべるようにビター。
軽快さはなく、しつこいぐらいに苦い。しつこい探偵を想像してしまう苦さ。
プリマス・ジン 41.2°を飲んだ感想【 まとめ 】
プリマス・ジン 41.2°は、お手頃価格のジンです。
100年以上の歴史をもつジンです。常飲しても懐があまり痛まないジンともいえます。
お手頃価格のジンではありますが、ネズの実の香りにかんしていえばトップクラスに濃い香りをもつジンでした。
冷やして飲むと、爽の快。飲みやすいジンだと思いました。
カクテルにつかうと、あわせたお酒の特徴をひきだしてくれる、縁のしたの力もちのような役割をにないます。
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