この記事は『 檀流クッキング 』で紹介されているピクルスを作り食べた感想を書いている記事です。
お好みの野菜を塩に漬け、香辛料やハーブをいれ煮た液体に漬ければピクルスは作れます。
冷蔵庫で長期保存できます。ディルの花を浮かべることで瀟洒なピクルスになりました。
ディルの花は、でかいスーパーで売られています。
また『 檀流クッキング 』に書かれているように、ディルシードを庭にまいておけば線香花火のように儚い見た目のディルの花ですが、雑草のようにたくましく育ちます。
ディルの爽やかな香りは、魚介類との相性がよいです。ディルを育てておけば食卓が明るく清潔な香りに包まれます。
『 檀流クッキング 』とは、無頼派とよばれた文豪であり料理好きでもあった檀一雄が書きしるした料理エッセイ本です。
男性作家が書いた料理エッセイの金字塔でありパイオニアともいえる一冊。それが『 檀流クッキング 』
おおよその目分量、経験で調理する実践的レシピが網羅されています。
ピクルスの作り方【 写真あり 】
お好みの野菜をお好みの大きさに切ります。そして、塩をふりかけます。
長期保存できるように野菜の重量の3%の塩を野菜にふりました。
卓上漬物器にいれ水分をだしておきました。ウイキョウの種をいれるとよいと書かれています。
鍋に水と塩、その他の香辛料をいれて漬け汁を作ります。ここで問題がひとつ。塩水と書かれていますが、塩分濃度が書かれていません。
100gにたいして塩3gをくわえました。そして、おもいおもいの香辛料をくわえましょう。ザラメをひとつまみいれると味が深くなり、ディルの花をくわえると見栄えがよくなります。
月桂樹の葉とニンニクだけでもよいと書かれており、あれがない、これがないと言わずピクルスを作りましょう。
塩や水、香辛料をいれた鍋を中火にかけひと煮立ちさせましょう。そして火をとめ常温になるまで冷やします。
常温の漬け汁に200ccのお酢をくわえました。
ピクルスを漬ける容器は熱湯消毒しておきました。
塩漬けしておいた野菜を容器にいれます。そして漬け汁も容器にそそぎいれましょう。
冷蔵庫にて保存しました。1日後には十分な酸味があり、スパイスの香りも感じられました。
容器にスキマができたら、間髪いれずにゆで卵を漬けこむのが好きです。
どれぐらい保存できるのかはわかりません。ただ、このように書かれています。
漬け汁がカビはじめたら、そのカビをすくって捨て、もう一度、汁だけを煮なおすわけである。
引用元:檀流クッキング
読まれたかたは、自己責任で。
『 檀流クッキング 』のレシピはこちらの記事にまとめています。
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