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鶏飯レシピ 鶏胸肉とシャトルシェフで作る 南の島の鶏ダシがやさしい料理を自宅で楽々と作る

フードドライヤー料理

シャトルシェフで胸肉一枚でつくる鶏飯のレシピを書いています。

お手頃価格の鶏胸肉をシャトルシェフで保温調理し、自宅で失敗がすくなく楽々と作ることができるレシピです。シャトルシェフはふつうの鍋でも代用できます。

シンプルな鶏ダシを白米と具のうえにかけ、お茶漬けのように食べる鶏飯。鶏飯はあつい日、または食欲のない日でもサラサラと食べることができました。お茶漬けよりも、鶏肉や卵、シイタケの具があるので、夏バテもしにくいはずです。

南国料理の鶏飯を自宅でお手軽に再現しましょう。

お手軽鶏飯なので、ほんもの鶏飯に比べると足りないものがあります。本場の鶏飯には、パパイヤのお漬物がついてきます。本州ではどこで手にはいるのやらと思っていたら、Amazonさんにありました。

鶏飯の調理工程

  • 鶏胸の下ごしらえをし、シャトルシェフで出汁をとる
  • 鶏飯の具(錦糸卵、シイタケ)を作る
  • 白米を炊く
  • 鶏胸肉をさき、具を白米にのせる
  • 鶏ダシをかければ、鶏飯の出来上がり

鶏飯の材料(2~3人分)

  • 鶏胸肉:1枚(400g~500g)
  • 塩、日本酒:適量
  • 水:1リットル
  • 青ネギの葉、しょうが:適量(スープの香りづけ)
  • 白米:1合~2合
  • 干しシイタケ:5g~10g
  • 全卵:2~3個
  • しょうゆ、日本酒、みりん:適量
  • ネギ:適量(飾りつけ)

調理の流れとしては、鶏胸肉からダシをとっているあいだに、白米を炊きます。

ダシと白米を用意しているあいだに、白米にのせる具の錦糸卵を作り、スープから干しシイタケをとりだし味を漬けます。

鶏飯を作る作業になれてくると、白米を炊いているあいだに、鶏飯の具の材料を調理し用意することも可能です。

また、鶏胸のダシをとる時間を長くとれば、鶏胸肉からたっぷりのダシがでて、スープに鶏のコクと甘味がたっぷりでます。

鶏飯の調理風景【 写真あり 】

鶏胸の下ごしらえをし、シャトルシェフで出汁をとる

鶏胸肉をやわらかくしっとりさせるために、鶏胸肉に穴をあけておく。

ミートソフターという、楽々と穴をあけることができる調理器具をつかっている。もちろんフォークや金串で穴をあけてもらってもかまわない。

鶏胸肉の表面に、日本酒をまんべんなくふりかける。塩を鶏胸肉の表面にうっすらとふる。塩をたくさんふるとスープに塩味がつきすぎるのでご注意を。

シャトルシェフの鍋に水:1リットルと青ネギ、しょうがもいれ、強火にかけボコボコと沸騰させる。

沸騰したら火をけし、下ごしらえをした鶏胸肉をソッと鍋にいれる。鶏胸肉の皮はつけたままいれたが、油が気になる人は鶏皮をはがすとよい。

干しシイタケも一緒に放りこむ。

フタをして、シャトルシェフの鍋を保温容器にいれる。一定の温度をたもったお湯が、じっくりと鶏胸肉からダシを抽出してくれる。シャトルシェフがないかたは、鍋を火からおろし、毛布などでグルグルにくるんでやれば、シャトルシェフとおなじ保温効果をえることができる。

1時間ほどで鶏胸肉から、鶏ダシを抽出できる。もちろん2~3時間と長いあいだ保温すれば、もっと濃い鶏ダシをとることができる。ただし1日中保温していると、カビが生える可能性がある。2~3時間ごとに鍋を火にかけるほうがよいだろう。

鶏飯の具(錦糸卵、シイタケ)を作る

鶏からダシをとっているあいだに、鶏飯にのせる具(錦糸卵とシイタケの佃煮)を用意しておく。

フライパンに油をひき、うすく溶いた卵をひく。

錦糸卵をつくるわけだが、糸というより、帯になっているのはご愛敬だ。さらさらと流れていくので、細くても厚くても問題はなし。彩を添えるようなものだ。

鶏胸肉と一緒に鍋にいれた干しシイタケがやわらかくなれば、鍋からとりだし、細くきり、フライパンにいれる。

しょうゆ、日本酒、みりん、2:1:1で味付けをする。シイタケの佃煮風にしあげる。シイタケの量によって、調味料の量は調整する。

白米を炊く

炊き立ての白米で鶏飯を食べたい人は、鶏ダシのできる時間に白米が炊きあがるように、炊飯器のスイッチをいれる。

温かいお汁で食べるので、あらかじめ炊いておいた白ご飯で食べるのもうまい。

冷蔵庫にのこっている白米を温かい鶏飯のダシで食べてもよい、冷凍している白米を解凍して食べてもよし、なんならパックの白米でもよい。ご飯であれば、鶏飯のスープはなんでも羽毛布団のように包みこみ、白米をおいしくサラサラと食べることができる。

鶏胸肉をさき、具を白米にのせる

鍋から鶏胸肉をとりだす。鶏皮はとりはずしているが、鶏皮が好きな人は鶏皮はとらないでも大丈夫だ。

一定時間シャトルシェフで保温すると、鶏胸肉1枚からでも、しっかりとした色がついた鶏ダシをとることができた。

鶏ダシに塩やしょうゆで味をととのえておく。お吸い物ぐらいの塩分を目安にしよう。

白米のうえに、鶏胸肉と錦糸卵、干しシイタケをのせ、青ネギをパラパラッとちらしてやる。

鶏ダシをかければ、鶏飯の出来上がり

鶏胸肉と錦糸卵、干しシイタケをのせた白米に、鶏ダシを豪快にざっぱとかける。

見た目は冷やし中華にちかい。鶏のダシの香りが、はんなりとしている。そこに干しシイタケの佃煮風の芳ばしい香り。

ずずっとすすると、スープと一緒にさいた鶏胸肉と錦糸卵、白米が、はらはらとスムーズに胃に流れいく。ともすれば、あっさりしすぎるのを干しシイタケの塩分がビッと味をひきしめている。

食欲のない昼に食べるのもよく、またお酒を飲んだあとの〆にも鶏飯はぴったりだ。食べていて気づいたのは、やはり硬い食感がほしくなるということ。たくわんや壺付け、それこそパパイヤの漬物があると鶏飯はさらに楽しい食べ物になるにちがいない。

鶏飯を鶏胸肉で作って食べた感想【 まとめ 】

鶏胸肉1枚でシャトルシェフをつかえば、しっかりと色のついた鶏ダシをとることができました。また、その鶏ダシにちょっと味をつけてやれば、ホッと温かいスープになり、白米と錦糸卵をやさしく胃に送りこんでくれました。

鶏飯の調理時間は慣れてくると、1時間ほどで作ることもできます。しかし、ゆっくり長時間鶏ダシをとってやると豊潤な鶏ダシで鶏飯を食べることができるのです。いそがしいときはパパッとつくる、時間のあるときは長時間ダシをとる、と使いわけるようになりました。

鶏飯はさらさらと食べることができ、具材もおおいので夏バテ対策にもなります。あと鶏飯を食べていて思ったのが、パリポリと硬い食感のお漬物があるほうが食感がふえ愉しいです。

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