サーモンと明太子、しらすを乾燥させ、自宅で作るふりかけの作り方を紹介しています。お好みの海産物をいれることも、味付けも容易にアレンジ可能です。
食材を乾燥させることで、歯ごたえと旨味がまし、添加物なしの自作ふりかけを作ることができます。
また乾燥させているので、ふりかけの保存期間も冷蔵庫で保存すれば、1~2週間ほど保存可能です。
トバのような食感、身からあふれでるサーモンの旨味、ぽろぽろホロホロくずれるタラコの甘味、カチッとした食感のしらすを醤油やごま油でちょっと味つけをした自家製ふりかけです。海苔やごまなどもいれ風味を追加しています。
白米やお茶漬けにはもちろん、袋ラーメンからうどん、パスタにまで大活躍する海鮮ふりかけになります。
海産物を乾燥させる方法
- 干しネットにいれ、太陽の力で乾燥させる
- 冷蔵庫にいれ、電気の力で乾燥させる
- フードドライヤーを使う
干しネットにいれ、太陽の力で乾燥させる
海産物を干しネットにいれ、太陽光にあてる乾燥方法。干しネットを買う必要があります。100円ショップでも干しネットを売ってるのを見かけました。低価格で乾燥できるのが魅力です。
干しネットをつかわず、海産物を干していたら黒いカラスに食べられちゃいますよ。
湿度の高い日はゆっくりとしか乾燥できません。また雨に降られたら大変なので、おつまみを干すときは、天気予報を確認してくださいね。
乾燥時間は1日~2日ほどかかります。
冷蔵庫にいれ、電気の力で乾燥させる
海産物を皿など容器におき、ラップをせずに冷蔵庫にいれておきます。
冷蔵庫のなかはカッサカッサに乾燥しており、海産物から水分を抜いてくれるのです。
ご家庭に冷蔵庫があれば、電気代だけで確実に乾燥できる方法です。乾燥時間は1日ほどかかります。
フードドライヤーを使う
フードドライヤーとよばれる食材を乾燥させる専用の調理器具を使う方法。
天候に左右されずに、一番早く乾燥できます。乾燥時間は3~4時間ほど。
デメリットして五千円ほど、初期費用が必要です。
お好みの方法で、海産物を乾燥させましょう。
この記事では、フードドライヤーでおつまみを乾燥させています。
自家製ふりかけを作る調理工程
- 海産物を乾燥させる
- 調味料で味付けをする
- 自家製海鮮ふりかけの完成
わずか2ステップで、自家製ふりかけを作ることができます。
海産物を乾燥させる時間はかかりますが、調理時間は炒めものをするぐらいの時間です。
冷蔵庫で保存しておけば、1~2週間は自家製海鮮ふりかけを気軽に楽しめます。
海鮮ふりかけの作り方【 写真あり 】
サーモン、しらす、タラコを乾燥させる
サーモンの乾燥方法
サーモンの皮はおいしいのですが、乾燥させふりかけにいれると、口当たりがよくありません。皮はとりさっておきます。皮は焼くなり揚げるなりし、おつまみにしています。
サーモンに日本酒やウォッカをふりかけておきます。香りづけのためです。表面の水分をキッチンペーパーでふき取っておきましょう。
フードドライヤーに並べ、45度で4時間ほど乾燥させます。
サーモンを指でおしてみて、内部がプニとせず、カチっとジャーキーのようになれば乾燥作業おわりです。
干しネットでも冷蔵庫でも乾燥工程はおなじです。
しらす
安いときに大量に買い、冷凍しておいたしらす。
クッキングペーパーをフードドライヤーのうえにおき、冷凍しらすをのせます。
45度で4時間、乾燥させると、ちりめんじゃこの出来上がり。
乾燥がめんどくさいかたは、ちりめんじゃこを使ってくださいね。
タラコ
生のタラコを購入し、日本酒で風味づけと殺菌をし、フードドライヤーで40度で8時間ほど乾燥させます。
タラコの乾燥は時間がかかりました。
詳しいタラコの乾燥記事はこちら、タラコからカラスミを作ろうとしたときの副産物です。
調味料で味付けをする
乾燥させた海産物を混ぜるだけでも、ふりかけにはなるのですが、やはり風味が弱いです。
そこで、フライパンに乾燥サーモンをちぎっていれ、ちりめんじゃこもいれます。
タラコはお好みの大きさに砕いてから、フライパンにいれましょう。
醤油:大さじ1、日本酒:大さじ1をいれ、中火にかけます。海産物と調味料を混ぜあわせながら、調味料の水分が飛ぶまで炒めます。
調味料はシンプルに塩だけ、しょっつるやナンプラーなどの魚醤、オイスターソースなど色々とアレンジ可能です。
調味料の水分が飛んだのち、ごま油:大さじ1をフライパンにまわしいれ香りをつけます。
刻み海苔と、白ごまを混ぜあわせれば、自家製海鮮ふりかけの完成です。
ふりかけには、お好みの具材をいれてくださいね。
海鮮ふりかけを食べる
白米にのせると、天にむけてたつサーモン。サーモンフレークは香りはあれども、サーモンの食感がふわふわでサーモン感を楽しめないじゃないですか。
自家製海鮮ふりかけのサーモンは、トバかジャーキーのようなしっかりした肉質、サーモンを食べているぞと実感させられます。そこにほろほろと崩れたタラコの食感と独特の甘味、ちょいちょい歯にあたるちりめんじゃこの小さい生まれたての旨味。脇役の海苔とごまも忘れてはいけない、いい仕事してますよ。
自家製ふりかけは、しっかり、どっしりとした食感があり、よく噛む必要があります。
何度も噛んでいると満腹中枢が刺激され、少量でもお腹がふくれます。自家製海鮮ふりかけはダイエットの味方にもなるかもですね、食べすぎなければネ。
お茶漬けにしてやると、海産物の濃縮されていた栄養分、旨味、塩分がお湯に溶けだし、白米にまとわりついています。
お茶を用意する必要はなく、お湯でもうまい。ご飯の〆に食べるサラサラ感はなく、食べる御馳走漬けです。
いつもの袋ラーメンに自家製海鮮ふりかけをのせると、あら不思議ちょっと豪華な中華料理に見えてきますね。え、そうは思いませんか。
生パスタのうえに、パラパラとかけてやると、アッというまに海鮮パスタを楽しめます。問題点としては、自家製ふりかけは生パスタにからみつかないので、別々に口に運ぶ必要があります。
手打ちうどんにのせると、白色に紅色がはえ、そこにネギと天かすをちらしてやります。
フォークでは一緒に食べにくかったですが、お箸なら自家製ふりかえとうどんを一緒に食べることができます。
うどんはツルツルとのどごしがよく、ついつい食べすぎてしまうことがありますが、自家製ふりかけをかけておくとよく噛むので少量でもお腹いっぱいになりました。
自家製海鮮ふりかけを作って食べた感想【 まとめ 】
海産物を乾燥させ、ちょっと味付けをして作る自家製ふりかけ。
乾燥させた海産物は、水分がぬけ歯ごたえがよくなり、旨味が濃縮され、添加物を一切つかわない海鮮ふりかけができました。
サーモンを食べたゾ、という満足感をえることができる自家製ふりかけです。
歯ごたえのあるふりかけは、よく噛むのでダイエットの味方にもなりえます。
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