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 【コストコ】梅乃宿酒造株式会社 3種アソート 720ml×3本入り 緑茶・もも・ゆずの風味・甘味がギュッ!と濃縮された贅沢な味わいアルコール度数は8% さまざまな飲み方をご提案

お酒レビュー

この記事は、コストコで売られている梅乃宿酒造株式会社の3種アソートを飲んだ感想を書いている記事です。

緑茶・ゆず・ももの三種類の味をたのしめます。

1便は750mlです。

「ゆずやももをたっぷりと一本の瓶にいれこんだ」と売り子さんがいっていました。

その言葉どおり、風味と甘味がギュッ!と濃縮された贅沢なお味のリキュールです。

アルコール度数は8%。

低アルコールのリキュールです。さらに、水割り、炭酸水で割っても濃縮還元されたようにももやゆず、緑茶の香りは、しっかりと愉しめます。

大人だけがたのしめる、優雅でエレガントでアダルティーなジュース。

ももとゆずは、濃度がこすぎて、線ができていました。

カクテルや料理にもつかえるリキュールです。

いろいろな使い方をためしてみました。ご確認ください。

3本あわせてのお値段は五千円ほどです。

緑茶

ストレート

けっこうなお点前で、といいたくなるほどに丁寧にいれられた緑茶の香りが、清艶にただよっている。

おだやかな傾斜に植えられた腰ほどの高さの茶の木。湿度はひくく、気温は22度ほど。

茶の葉のうえを涼し気な微風がそよぐ、あなたの鼻に若々しく、洗練された緑茶の香りがとどく。

傾斜のすこしむこう側には、梅の木がひとつ植えられている。熟した梅の香りも、あえかなに感じとれます。

そのような風景が、グラスの向こうがわに描きだされるほどの緑茶の爽やかでありながら、どっしりと腰のすわった香り。

アルコールの、むわぁつとするような匂いとは無縁です。緑茶、それも新鮮で清冽な香り。

すこし和三盆のような、ほがらかな甘味をくわえているようで、苦味一辺倒ではなく、口あたりも柔媚で飲みやすいです。

緑茶は、口内環境を清潔にする作用があるといま注目をあびています。来日観光客も緑茶をよく買ってかえるそうです。

緑茶好きだけでなく、おみやげにもぴったりの一本といえます。

ロック

石田三成は、秀吉にお茶を提供して成り上がったといわれています。

おそらく、このロックを提供しても権力者に気にいれられるであろう魅力を内包しています。

朝露の雫に濡れそぼった緑茶の葉のごとく涼しげ。緑茶の冷涼な姿が、はっきりと見えるほどに緑茶の風味がきわだっています。

緑茶のほんのりとした苦味は、味をひきしめてくれます。後味も雲一つない蒼天のように清栄。

炭酸水割り

緑茶を炭酸水で割る、おいしいのか、と思われたことでしょう。

あえかに梅と甘味のあるお酒です。炭酸水をそそぎいれるだけで、味わいのバランスが精妙な緑茶ハイをつくれます。

緑茶の透きとおった香り、炭酸の刺激のおかげで口あたりはすずやか。

ごくごくと飲めます。飲みおわったあとは、緑茶の香りだけでなく、ぽッと梅の香りが浮きでてきます。

緑ティーニ

ベルモットのかわりに、緑茶のお酒とジンでつくった緑ティーニ。

日本のジンとあわせてみました。

はじめから、ひとつのお酒であったかのように、和の技術がさえわたっているカクテル。

緑茶のビターな味わいが、カクテルの口あたりをきりッとしめくくっています。

緑茶の風味のあとから、ジンの優雅な味わいがゆっくりと口中にひろがります。

ベルモットでつくるマティーニよりも辛口であり、ドライだと思いました。

カンパリ割り

和の緑、イタリアの赤。イタリアの薬酒カンパリと緑茶のお酒を混ぜあわせました。

赤色が勝ちました。カンパリの陽気な苦味と、緑茶のシャープな苦味な競演。

食前に飲むと、食欲がむくむくと沸きたつエナジードリンクといえる味わい。食欲がないときに如何ですか。

塩らーめん

塩らーめんを作るお湯に、緑茶のお酒をたらしこみます。

緑茶の香りのおかげで、シャープな味わいになり、塩の硬質的な旨味がひきだされます。

また、梅と甘味のおかげで、スープの味に奥行がうまれるのです。

アルコールに弱いひと、ちいさいお子様が食べるときは注意が必要です。

もも

ストレート

このもものお酒のなかには、熟女と童女がいる。

もも100%では、とおもうほどに、桃源郷な香りにあふれかえっています。

ももの霧が、グラスからたちあがるかのように濃密にあまい気配。

飲んでみると、さらりとしています。ベタっとしたイヤらしい甘味はありません。

あくまで、天然な甘味。日本人がつくりだした人口の甘味の極地ともいえる甘露。

ももいろの果実にがぶりを歯をたてたときに、あふれでてくるおつゆとおなじ純な甘み。

熟れた妖艶とも蠱惑的ともいえる人をとりこにする甘味と、白皙な肌からしみでる清水のようにフレッシュで緻密な甘味が同居しています。

ふたつの甘味が、ひとつのお酒のなかで混ざりあっています。大人がたのしめるももジュース、それも極上の。

飲みすぎては、疲れますが、ほどほどの量であれば、あきることなく飲める絶妙な甘味です。

ロック

ももの天◯水よりも、すこしリッチな味わい、かつ余韻がふくよかです。

冷やされたことで、飲みやすくなっています。

ももの吐息がフレッシュ。活き活きとしています。ももの産毛のように繊細にして、だいたんな爽快さもあわせもっています。

炭酸水割り

白ワイン。それも、冷えても香りがゆたかな白ワイン。もしくはスパークリングワイン。

甘味が泡のひとつひとつ溶けこんでいます。

炭酸水の泡が、はじけるたびに、明るく、華やか、ふくよかな甘味が爽やかにはじけます。

アイス

濃縮還元のようなもも果汁。

アイスにかけると、乳製品の旨味と混ざりあい、ふくよかなフルーティーさになります。

ちょいとオシャレなお店でいただくお上品なおアイスのようなお味ですわ。

ウイスキー割り

ウイスキーとももを割りました。

おてごろ価格のウイスキーでも、ゆたかなでリッチなスイートな甘みをもったウイスキーに転化します。

いれる量によって味わいはかわります。飲みにくいウイスキーでもおいしく飲めるようになる、ももから子どもが生まれるような魔力をもっているお酒。

ももとジン

ももとジンをシェイカーで混ぜあわせました。

アルコール度数のわりに、飲みやすいお酒です。もものお酒をたくさんいれると、アルコール度数はひくくなります。

ふわりとしたももの甘味が舌のうえにのり、そして、ドライなジンの苦味がやってきます。

カルーア

甘いリキュールの代名詞ともいえるカルーアとももを混ぜました。

いがいなことに、カルーアのビターな味わいが強くなっています。

ももの熟した香りのあとから、コーヒーのようなすっきりとした苦味がやってきます。

甘さと苦さが、絶妙なバランスでまざりあっている瀟洒なカクテルです。

ゆず

ストレート

このちいさいグラスのなかに、おおきく黄色いゆず2~3個ほどの果汁が凝縮されているような香り。

ゆずの香りがつよいと苦味が前面にでてくる傾向があります。

ゆずのお酒は果汁100%ではありません。ただし、そこらへんのゆず果汁100%のお酒よりも、くっきりとゆずの典雅な香りをしかと感じます。

ふしぎなことに、ゆずの高貴な香りはたっぷりとあります。けれども、ゆずの白いワタにある峻烈ともいえる苦味はひかえめです。

飲みおわったあとに、スポイトでゆずの苦味を舌におとされる、それほどに微細な苦味です。

ゆずのお酒を飲みおわり気づくのです。口中の空気が澄んでいる。舌のうえの白い汚れが一掃されたように爽快だと。

ロック

冷やすことで、すこし苦味がつよくなっているように感じます。

苦みのおかげで、口あたりシャープ。そして、液体と体内の熱がまじわった瞬間に、黄色い優雅なまるい香りが、ふッと浮きあがります。

料理の味を一段も二段もあげてくれるゆずの高貴な香りは、かろやかに鼻をぬけていきます。

口のなかをリセットしてくれる。そして、ゆずの苦味は、なんとなく体を元気にしてくれる薬効成分をふくんでいるように感じるのです。

炭酸水

清浄で、清冽。にごりのない水晶のように澄みわたった液体。

泡がはじけるたびに、ゆずの愛くるしい黄色い声がわきあがる。

爽やかな口あたり、ここちよい苦味。飲みやすいです。けれども、甘味をほしいと思うひともいるかもしれません。

それほどに、凛としたゆずの風味がつよめ。

食中酒としては、味の濃い料理とはあわせやすいです。脂をぬぐいさってくれます。

繊細な味つけの料理とあわせると、バランスを壊してしまう可能性もあります。

お湯割り

ゆず風呂にゆったりとつかっているような心地より空気につつまれます。

苦みも温かい湯のおかげで、まろくなっています。

すこしハチミツなどをたらすと寝酒にぴったり。

ジンジャーエール

ゆずをジンジャエールで割りました。ウォッカも追加しています。

ゆずの苦味に呼応したジンジャーの苦味は、悪魔のような切れあじのよいチョップ力。

スカッと白球が青空に飛んでいくような爽快感があります。

アイス

ラクトアイスです。けれども、ゆずをかけたアイスは、まるでシャーベットのように冷涼な香りになります。

アイスの温度もさがったのでは、と錯覚するほどにゆずの香りが冴えわたっています。

食べてみると、しっとりとした口あたり。ふわりと舌の熱でアイスは溶けます。

後味はゆず色一色。爽の快な口中。アイスをいくらでも食べられそだと思いました。

ギムレット

ライムのかわりに、ゆずをいれました。

苦味はライムのほうが強いです。ゆずで作ったギムレットは、すこし優しい味です、ライムにくらべると。

あわせるジンのちがいから味わいは変わります。ゆずでつくったギムレットは、日本人が飲みやすいカクテルだと思います。

ブルーリキュール

黄色いゆずと青いリキュールをあわせました。

青みが勝ちます。爽やかに甘いブルーな海のうえに、ぽっかりと黄色い柚子が浮かんでいるような印象をうけるカクテルです。

雑味のないシャープな甘口なカクテル。すこしだけ、ぴりッとしたゆずの苦味を感じられます。飲みやすいカクテルです。

うどん

ゆずのお酒を、麺類にぽちょんとたらすだけで、ゆずの香りが花ひらきます。

ゆずのお酒は調味料としてつかえます。ゆずをしぼる必要はありません。フタをあけ、料理にいれるだけで、ゆずの香りを料理に追加できます。

アルコールがはいっています。食べるときは気をつけてください。

 梅乃宿酒造株式会社 3種アソートを飲んだ感想【まとめ】

3本のお酒はそれぞれに個性をもちます。

いえることは、100%果汁ではないのに、100%果汁よりも味わいが濃くかんじることが共通しています。

そのまま飲むもよい、ロックや炭酸水で割って飲むのもよしです。

さらに、リキュールとしても利用できます。さまざまなカクテルの味わいを甘く、濃くできます。

緑茶とゆずは、料理にいれることも可能です。料理の味わいは濃く厚くできます。

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