コープ・宝幸の旨さザクザク ちょいがけペペロンソースを食べた感想を書いています。

ひとことで、この商品をいいあらわすならば、食べるペペロンソース。
ふたをあけると、ニンニク好きが、かくじつにニッコリと微笑む充実したニンニクの香りがこぼれでます。
そして、油(オリーブオイルではないと思います)のなかにはいっているけども、ニンニクは揚げた瞬間に時をとめたようにしゃっきりとした歯ごたえをのこしています。
そのほか、洗練された辛味。ハーブ系のビターな刺激。イタリアらしさを演出しつつも日本人の舌にミートする調味料でした。

旨さザクザク ちょいがけペペロンソース 実食レビュー

乾パスタ100gをゆでたものと、ペペロンソースを混ぜあわせました。
ニンニクの香りだけでなく、パスタの熱と混ざることで西洋料理のベースでもあるチキンブイヨンの旨味までが飛びだします。
ごくりとツバをのみこみました。
すこしパセリやバジルなど緑の香草を炙ったビターな香りもあります。
唐辛子のカプサイシンの刺激はひかえめ。

ペペロンソースは、さらりとした粘度でパスタ一本一本をしっかりとコーティングしてくれます。
つるりとしたソースの口あたり。きめ細やかなソースから、さまざまな食感と旨味が勃興してきます。
ペペロンソースといえば、ニンニク。ニンニクの角を舌の先端でしっかりと認識できます。
そして、こうばしく揚げられたニンニクを奥歯で勢いよく噛むと、がりッと鼓膜にとどく軽快な音がひびきます。
そして、ニンニクの香りが景気よく、元気よく口中にふくらみます。
あえかに、タマネギを揚げた風味もあるように感じました。
黒くなりかけるギリギリまで炒めた絶妙なラインのニンニクの香りは、迫力いっぱい。
そして、ニンニクの奔流がおさまると、チキンと香草をゆっくりと煮つめた清潔感のある優雅な風味がひろがります。
そして、不思議なことに、脂の泡をしゅわしゅわとたてている、ちょいと焦げたベーコンの厚みのある旨味もあるように感じました。
鶏と豚、そしてニンニク。旨味の三本の矢がそろった、かなり旨味の手ごたえのつよいペペロンソースです。
そしてそのあとにやってくるもの、それは先鋭化した唐辛子の赤いからさ。
能ある鷹は爪を隠す。まさに、ペペロンソースにしこまれた唐辛子のからさは、香りも食べても姿は見えない、けれども、まるで音もなく水面に吶喊するように静かにノドチンコを刺激します。
そのからさは、一瞬だけ辛味が勃起しますが、すぐにひいていく潔い辛さです。
すぐにひく、けれども最大瞬間風速はかなりのもので、辛い料理が苦手なひとは、ひーっと叫びをあげるポテンシャルをもっています。辛いものが苦手なひとは気をつけてください。
唐辛子のからさと一緒に、すこしハーブを焦がしたような清潔感のあるビターな刺激もあり、オイリー感をさっぱりと洗いながしてくれます。
口のなかには、結晶化した純な旨味の余韻だけがこだまします。
旨さザクザク ちょいがけペペロンソース アレンジレシピ

ちょいがけペペロンソースは、パスタだけでなく様々な麺とあわせやすいです。
ニンニクの元気、唐辛子の刺激、素麺だけ食べるよりも酷暑ともいえる日本の夏をバテずにのりきれる一助に。

ラーメンにいれると、スープをつくる必要がないと感じられるほどに豊かな味わいがひろがります。
いや、ほんとお湯とペペロンソースだけでラーメンのスープになるではありませんか。
お手軽にイタリア風ラーメンをたのしめます。

チャーハンにくわえると、ニンニクの風味だけでなく、鶏の旨味、唐辛子の辛味、絶妙な香草の香りをひとつの調味料でくわえることができるんです。
いつものチャーハンの味わいが、ぐっと深く厚くなります。

納豆に。
納豆のあの陰なにおいを、おおい隠すニンニクのかおり。
そして、ぬるりとした食感から飛びだすパリパリとした絶妙な食感。
納豆ぎらいのかたでも、もしかしたら。

ちょいがけペペロンソースは、炭水化物だけでなく野菜もおいしく食べられる調味料です。
野菜にちょいがけ、するだけで、ニンニクと唐辛子、チキンの風味をくわえることができます。

そのまま食べてもよし、ご飯や麺類との相性もよいです。

ニンニクと唐辛子、ニラ。元気がですぎるので坊主が食べてはいけないといわれている三禁。
坊主でない我らは、もりもり食べて体のなかから元気りんりんになりませう。
兄弟商品の中華版の記事はこちら。
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