コストコで、ひときわ目立つ『つるしベーコン』を食べた感想を書いている記事です。
あれ、このベーコン、家の冷蔵庫にはいるかしら、と心配になるほどの長さのベーコンです。
すっこんこんのベーコンではありません。弾力があり、しなやかなベーコンです。曲げることができ、一般的な冷蔵庫のスペースにおさまります。

最悪、おさまらないときは、長いというストロングポイントを失うことになりますが切れば貯蔵できます。
長く切ることで、一般的なスーパーで見かけない長さのベーコンをおうちで楽しめるんです。

ただし、細く切るのは、大変です。手などを切らないように気をつけてください。

つるしベーコンは、しっかりと燻された香りを実感できます。
とくに焼いたほうが、香りがつよくたちます。
しっとりと潤いをふくんだ柔らかい肉質です。水分をすこし残した絶妙な歯ざわりです。
脂っぽくなく、淡泊ともいえるベーコンです。
燻煙もはじめの一撃はつよい、けれども、食べおわったあとは、さッと口中から退場します。
すかすかの肉質の豚ではなく、しっかりと張りきった豚で作られたベーコンの食感。
すこし、酸味もあります。竹の炭の香りによく似た酸味だと思いました。

あと、フライパンで焼いて気づいたのですが、油がじゅわーっと大量にしみだしてくるタイプのベーコンではありません。
しっとりと汗をかくように、油がしみでてくるベーコンです。
焦げつくフライパンをお使いのかたは、油をすこしたらしてからベーコンを焼いたほうがよいです。
わーっ美味い、とはならず、見ためのインパクトがつよく、無難な味のベーコンです。
長い、けれども、細いともいえるベーコンです。

ブロック状ではありません。ですので、どっしりとした厚みと幅のベーコンとして楽しむには上限があります。
細いベーコンと書かせてもらいました。長い、けれども、サクサクと食べきれる常識的な量です。

500gでお値段は約1000円。
どうしても、賞味期間のあいだに食べられない、冷凍保存もできます。

冷凍庫に10日いれておいたつるしベーコンの写真です。
できるだけ空気にふれないようにベーコンを保存してやれば、冷凍したとは思えないほどに普通にベーコンです。
解凍する必要はなく、焼く、煮る、蒸せばそのままベーコンを味わえます。

つるしベーコン使用レシピ
つるしベーコンと米

うめぼしのように、おにぎりにベーコンをつっこみました。
肉マニアが、にっこりと微笑むインパクトの強いおにぎりです。

うすく切れば、ベーコンを海苔のように巻くことができます。
海苔とちがい、おにぎりをもった指に油がしっとりつきます。

ちょいと香りのあるチャーシュようなベーコンです。
チャーハンの具にもつかえます。黒胡椒をたっぷりとふりかけるとベーコンの味わいが強くなり、白米と卵の甘味もふくよかになります。

ベーコンは、だしの素です。
ベーコンと米、野菜をいれ炊きあげると、旨味調味料がいらないほどに、しっかりとした旨みが白米にしみいります。
つるしベーコンと野菜

ベーコンとジャガイモ、ゆで卵。
お好みでマスタードをいれてください。
ジャガイモさえゆであげれば、すぐに作れる料理です。けれども、世代を超えて愛される不変な旨みのあるレシピです。

つるしベーコンと野菜を焼き、お湯をいれ沸かす。
それだけで、西洋風のスープを作れます。
ベーコンは、西洋のカツオ節でした。

きんぴらごぼうベーコン。
ごぼうのようにベーコンを細く切り、一緒に炒めあげました。
しゃきッとしたゴボウ、肉肉しい食感のベーコン。野菜ぎらいのかたでも、ついつい手をだしてしまいたくなる魔味があります。

ベーコンと大根を一緒のフライパンで焼いたものです。
ふしぎなことに、大根に燻煙の香りが飛び火し、しっかりと焼きあげた大根の食感は、お肉にちかいものになっています。
ベーコンと一緒に食べると、ベーコンの油、大根のお汁が口中にいっぱいにひろがります。

ベーコンときゅうりを炒めました。
悪くはないのですが、すこしきゅうりの水分がおおい。
唐辛子など辛味をくわえると味が、びしッとしまると思います。
つるしベーコンと麺

カルボナーラ。
なんなら、パスタよりも長いベーコンでカルボナーラを作れますが、食べにくいです。
つるしベーコンには黒胡椒との相性がよいです。老若男女が食べやすいように、香辛料の刺激はひかえめなベーコンです。
辛みや酸味を追加してください。

燻製の香りと納豆の匂いの衝突。
豚肉の潤とした肉質と納豆の湿な食感。ふたつの対比がたのしいスパゲッティです。

イギリスではやっているうどんレシピ。
わるくないです。既成概念さえ、無視すれば問題なくおいしいうどんです。
ピザ。
お好きな大きさに切りピザを食べることができます。

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