シャトルシェフで作る、かんたんお手軽に作れる鶏チャーシューをご紹介します。
「シャトルシェフってどんな調理器具??」
お湯を沸騰させると、魔法瓶のように、お湯の温度を高いまま長時間キープしてくれる調理器具です。グラグラ煮ずに、ゆっくりと鶏肉内部にまで火を通してくれます。
作り方はシンプル。調味料を煮て漬け汁を作る、鶏肉と漬け汁をビニール袋にいれる。シャトルシェフに、ドボンと放り込み、2~3時間待つと、鶏チャーシューの出来上がり。
出来上がった鶏チャーシューは、しっとりした肉質、ほどよく味が染み込んでおり、そのまま食べてよし、ラーメンや丼にトッピングしても存在感をしめすでしょう。あまった漬け汁で煮卵も作れるよ。
鶏チャーシューの調理工程
- 漬け汁を作る
- 鶏肉と漬け汁をビニール袋にいれる
- シャトルシェフに水をいれ沸騰させる
- 鶏肉をいれたビニール袋をシャトルシェフにいれる
- 2~3時間後、鶏チャーシューの出来上がり
鶏チャーシューの材料(3~4人分)
- 鶏ムネ肉:500g
- しょうゆ:100cc
- みりん:50cc
- 日本酒or紹興酒:50cc
- 長ネギ、乾燥しょうが:適量
- 五香粉、八角:適量
鶏ムネ肉を使っていますが、もちろん鶏モモでもおいしいチャーシューを作ることができます。
ビニール袋にいれるので、調味料を少量しか使いません。財布にやさしいですね。
乾燥しょうがは、生のしょうがをスライスし代用できます。しょうがを乾燥させておくと、腐りにくいので便利です。
五香粉、八角はなくても鶏チャーシューを作れますが、いれると本格中華の香りに近づけます。
鶏チャーシューの調理風景【写真あり】
漬け汁を作る
鶏肉以外の材料をフライパンにいれる。
しょうゆ:100ccとみりん:50cc、日本酒or紹興酒:50cc、長ネギ、乾燥しょうが、五香粉、八角をいれ弱火にかける。ふつふつと小さい泡がでてきたら、5分ほどさらに煮る。
火をとめ、冷ましておく。
鶏肉に味を染み込みやすくする
鶏肉に包丁で穴をあけたり、フォークなどでグサグサさすと味が染み込みやすくなる。
一気に穴をあけることができる、調理器具を使って穴をあけている。さらに肉質が柔らかくなっている気がするよ。
ビニール袋に鶏肉と漬け汁をいれる
漬け汁がビニールが溶けない温度、常温であればOK。鶏肉と漬け汁をビニール袋にいれる。
なるべく空気をぬき、ビニール袋をしばる。漬け汁がこぼれないように注意しましょうね。パットのうえにビニール袋をおいたり、ジップロックをかぶせたりして対処している。
お湯を沸騰させ、鶏肉をいれる
シャトルシェフの内部にたっぷりの水をいれ、沸騰させる。鶏肉をいれたとき、お湯があふれない量の水をいれてね。
沸騰したお湯に、鶏肉と漬け汁をいれたビニール袋を、ソッとしずめる。お湯での火傷注意にしてね。
保温容器のフタをして、2~3時間放置すれば、鶏チャーシューの出来上がり。
シャトルシェフで鶏チャーシュを作る利点として、ビニール袋を使っているので、別の味つけをした鶏チャーシュを一緒に作れたり、別の料理を作ることもできます。生卵をいれておけば、温泉卵を作ることもできます。たまに失敗して普通のゆで卵になったりしますがね。
鶏チャーシュを食べる
2~3時間後、ホカホカのビニール袋をとりだす。
鶏肉の一番ぶ厚い箇所をきり、中心まで火が通っているか確認しましょう。鶏肉の生食ダメ絶対。火が通っていないようであれば、鶏肉をビニール袋にいれなおし、再沸騰させたお湯にいれましょう。
ぬるくなった漬け汁に、半日ほどゆで卵を漬け込めば煮卵の出来上がり。鶏チャーシューと一緒にトッピングして楽しもう。
鶏チャーシューを薄くきり、お皿に並べてみる。煮卵もトッピング。
5mmほどの円周部分が、茶色になっており、五香粉の柔らかな漢方薬のような香りと、日本のしょうゆの香りがまざり、ちょっとバニラのような甘い匂いになっている。
中心まで穏やかな白色になっており、箸でもってみると、水分を含んだように”しっとり”している肉質。噛んでみると、鶏ムネのパサパサ感はなく。もっさりしておらず、肉を噛み切るのに苦労しない。
鶏チャーシュー単品だけでも食べることはできるが、食べ続けているとちょっと味が濃く感じる。ビールやハイボールが欲しくなってくる。
丼
鶏チャーシューと白米、煮卵をトッピング。
白米とあわせると、鶏チャーシューの味が薄い気がしてくる。黒こしょうや一味、スパイスをふると丼の味がまとまった。
使ったスパイスはフライドガーリックと唐辛子、小エビを混ぜた毛沢東スパイスとパセリを少々。
しっとりした鶏チャーシュー、ポリポリと食感がたのしい毛沢東スパイス。ちょっと辛くなってくると、白米の上に煮卵をのせ、トロっとした黄身と一緒に白米をいただく。
「うん、うまい」
ラーメン
ドンとぶ厚く鶏チャーシューを切り、ラーメンにドカンと並べてやる。豚肉チャーシューだとカロリーが気になるけど、鶏ムネだからカロリーも心配なし(ホントカヨ)
食べてみると、チャーシューは豚肉じゃなくてもいい気がしてくる。すこし鶏皮なんかに焦げ目をつけてやれば香ばしくなり、もっと楽しめそうだ。
体重が気になる人は、ラーメンのチャーシューを鶏肉にかえましょう。
シャトルシェフで鶏チャーシューを作った感想【まとめ】
シャトルシェフで鶏チャーシューを作った感想は、こんな簡単な調理方法で、しっとりとした極上の鶏チャーシューを作ることができ、バチが当たらないか心配になりました。
ビニール袋にいれて調理するので、違う料理を一緒に作ることができるのも、シャトルシェフのメリットですね。
カロリーも少なく、たんぱく質豊富な鶏ムネ肉を使ったので、栄養面対策もバッチリ。鶏ムネ肉のレシピの中で、鶏チャーシューは五本の指にはいりました。
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