【 レビュー記事 】トリスクラシック フルーティアロマ リンゴやサトウキビによく似た豊かな甘味をかんじられるトリス【 カクテルレシピ 】

お酒レビュー

この記事は、トリスクラシック フルーティアロマを飲んだ感想を書いている記事です。

リンゴやサトウキビのような香りと甘味をたのしめるトリスです。

なにか甘味をたしているのでは、と思いました、それほどに豊かな甘味があるのです。

ウイスキーだけで造られています。

ストレートやロック、ハイボールで飲んだ感想だけでなく、カクテルも作り飲んだ感想を書いています。

カクテルを造り味わった感想は、甘めのリキュールとの相性が滅法界よいです。

アルコール分は40度あります。幾多の人をとりこにするウイスキーの風味は感じられます。

トリスクラシック フルーティアロマを飲んだ感想

トリスクラシック フルーティアロマは、すこしうすい琥珀色です。山吹色といえるでしょうか。

ストレートで香りを確認してみました。フルーティーな香りは、ほとんどかんじません。

ノーマルと並べてみました。ノーマルのほうが色が濃いですね。

そして、飲みくらべると、フルーティーアロマのほうが、口あたりがソフトです。

アルコール度数が3%ひくいからか、キック感、ドライ感に乏しいです。

これなら、ノーマルでいいのではと思いました。ところが、フルーティーアロマに氷をいれた瞬間、その考えは消えさりました。

ロック

フルーティーアロマに氷をいれた瞬間、甘い香りがたちあがってくるではありませんか。

氷をいれたお酒は、香りや風味がちぢむ傾向にあります。けれども、フルティーアロマは、氷をいれると、甘さが花ひらくのです。

氷をいれると、くっきりとノーマルトリスとのちがいがわかります。

熟したリンゴと洋ナシ、サトウキビを醸造させたような熟成感のある甘味が優しくとけあっています。

フルーティーアロマをしっかりと実感でき、甘すぎるとかんじさせないラインに調整されています。

柔和な口あたり、とろんと温柔で飲みやすいウイスキーだとおもいました。

硬質的なウイスキーが苦手なひとでも飲みやすいとおもいます。

また、ノーマルトリスとフルーティーアロマをブレンドするとオリジナルのウイスキーをお家でつくれます。

香りを強くしたり、香りを弱くしたり、お好みの味に調整できます。

ハイボール

フルーティーアロマでつくったハイボールは、泡がはじけるたびに、リンゴや洋ナシ、花弁の香りが飛びたちます。

ほんのりと甘めのハイボールです。

食中酒としては、甘みがつよい、そのように感じました。刺身など繊細な料理とはあわせにくいです。

ハイボールだけで愉しむにはぴったりです。

甘さをいかしコーラにそそぎいれました。あたりでした。

ラムコークのように、コークの甘味が重層的にふくらみ、ふくよかなものになります

デュワーズ ホワイトラベルを使ったカクテルを飲んだ感想

  • オールドファッション
  • オリエンタル
  • ゴッドファーザ
  • ドライマンハッタン
  • マンハッタン
  • ラスティーネイル

オールドファッション

  • ウイスキー:45ml
  • アンゴスチュラビターズ:一振り
  • 角砂糖:1個
  • 炭酸水:少量
  • マラスキーノチェリー:(適量)

グラスに角砂糖をいれる。アンゴスチュラビターズを角砂糖に一振り。グラスに氷をいれます。そして、フルーティーアロマも注ぎいれました。

お好みの量の炭酸水をいれ、かるく混ぜ、チェリーをちょこんと飾りつけました。オレンジなどを飾りつけるとさらにお洒落になるでしょう。

チェリーと角砂糖、そしてフルーティーアロマの甘味が混ざりあっています。角砂糖を崩し、溶かすとダイレクトな甘みを味蕾でしかと堪能できます。

アンゴスチュラビターズをたらしこんでいるおかげで、ビターな風味があり後味はさっぱり。

オリエンタル

  • ウイスキー:30ml
  • スイートベルモット:10ml
  • ホワイトキュラソー:10ml
  • ライムジュース:10ml
  • マラスキーノチェリー:1個

チェリーいがいの材料を氷をいれたシェイカーにいれる。シェイクして冷やしカクテルグラスに注ぎいれる。カクテルグラスにチェリーを飾りつける。

爽やかに甘いカクテルです。ホワイトキュラソーの酸味ある甘味とライムの苦味ばしった酸味の組みあわせは絶妙。

フルーティーアロマの甘味は、カクテルぜんたいの隠し味になっています。

ゴッドファーザー

  • ウイスキー:45ml
  • アマレット:15ml

グラスに氷をいれフルティーアロマとアマレットを注ぎいれ、かき混ぜました。ウイスキーとアマレットは混ざりにくいです。しっかりと混ぜまよう。

杏仁豆腐のような甘い香りだけでなく、ほのかに酸味をおびたリンゴの香りもかんじられます。

アマレットの余計な甘味をフルティーアロマの酸味を削りとり、甘さを調整しているように思いました。甘いカクテルです。けれども、舌にへばりつくような、嫌らしい甘さではありません。

マンハッタン

  • ウイスキー:50ml
  • スイートベルモット:10ml
  • アンゴスチュラビターズ:一振り
  • チェリー:1個

チェリーいがいの材料を氷をいれたミキシンググラスにいれます。そして、かき混ぜ冷やしストレーナーをかぶせカクテルグラスに注ぎいれました。しずかにチェリーを飾りましょう。

カクテルの女王とよばれるマンハッタン。そのマンハッタンに、フルティーアロマの香水をふりかけたように気品のある香りと装い。

ふつうのウイスキーでつくったマンハッタンよりも、口あたりは柔和、そして馥郁な味わい。

ラスティーネイル

  • ウイスキー:40ml
  • ドランブイ:20ml

おおきな氷をいれたグラスにフルティーアロマとドランブイを注ぎいれます。ドランブイは混ざりにくいお酒なので、しっかりと混ぜましょう。

はじめから、ひとつのお酒だったように、泰然自若とした悠遊とした甘味。

ドランブイの香草の甘味のなかに、フルティーアロマは溶け混ぜり、グラスのうえに豊かなで重厚なスイートな大輪の花がひらきます。

トリスクラシック フルーティアロマを飲んだ感想【 まとめ 】

トリスクラシック フルーティアロマをストレートで飲むと甘さにきづきません。

氷をいれることで、フルティーアロマがひらきます。ふつうは、氷をいれると甘味はちぢみます。けれども、なぜか冷やすことで、リンゴとサトウキビのような甘みがふくらみます。

甘めのウイスキーです。甘めのリキュール、甘えのカクテルレシピとの相性がよいです。

甘味がいい塩梅でとけあい、重層な味わいになります。

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