この記事は、たいの干物の作り方を書いています。フードドライヤーを使いました。
フードドライヤーは、部屋のなかで食材を乾燥させる調理器具です。
天候に左右されることなく安心して干物を作れます。
フードドライヤーでの干す手順
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たいをフードドライヤーにいれて、ボタンをぽちっと押すだけです。あとは時間とフードドライヤーが、たいを干物にしてくれます。
たいの内臓とウロコは処理しておきましょう。魚屋さんにたのむか、内臓とウロコを処理している商品を生協で買えます。
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たいの表面にまんべんなく塩と日本酒をふりかけ30分ほど放置します。たいから水分がでてくるので、ザルを斜めにしたり、浮かせたりして水分でペチャッとならないようにしましょう。
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30分後、たいの表面をキッチンペーパーでふき、コンテナにのせます。
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コンテナごとフードドライヤーにセットしましょう。温度設定は40度。あとはフードドライヤーがたいを干してくれます。ゆっくり待つだけです。
干す時間は、たいの大きさでかわります。
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お好みのかたさまで干せば、たいの干物の出来上がりです。綺麗な眼をしてるだろう、干されてるんだぜ。
あとは焼いたり、蒸したり、煮たりして、水分がぬけみっちりとした旨味たっぷりのたいの身を堪能するだけです。
たい飯の作り方
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干物のたいを丸々つかった炊き込みご飯。たいのエキスが染みでて、お米ひとつぶひとつぶにエキスが染みこみます。
たいの干物がはいる大きさの土鍋に白米1合と水:150cc、日本酒:50ccと昆布ひとかけらをいれます。たいの干物を白米のうえにのっけましょう。お好みで醤油や麺つゆをいれてもらってもかまいません。
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土鍋のフタをして、火をつけます。さいしょは強火。沸騰してきたら弱火にして15分。15分後、火を消し、15分ほど蒸らします。
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たいの頭と骨は食べられません。たいの干物から身だけをほじくりだしましょう。たいの骨は、かたく、刺さると強烈です。ていねいに骨をとりのぞきましょう。
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たいの身とご飯をざっくりと混ぜあわせます。たいのエキスを丸々つめこんだタイ飯の出来上がりです。
お好みでゴマやノリ、ネギなどを散らしてもよいでしょう。
静寂かつ雄大なタイのエキスが、白米ひと粒ひと粒に沈みこまれています。気品あふれる香り、ほっこりした白米の食感。炊いたのに、しっかりとした食感の残っているたいの身。
生のたいで炊き込みご飯を作るよりも、たいの干物で作ったほうが香りと旨みがよく、そして生臭さも少ないです。
たいの干物をフードドライヤーで作った感想【 まとめ 】
たいのウロコと内臓を処理し、塩と日本酒をふりかける、フードドライヤーにおき、スイッチをぽん。
あとはフードドライヤーと時間が、たいを干物にしてくれます。
たいを干物にすることで、たいの水分がぬけ、みっちりとした旨い身になり、魚臭さもへりました。
たいの干物は焼いても、煮てもよしです。たいの干物で作る炊き込みご飯、それはそれは、もう。
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