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【レビュー記事】さわやか レモンリキュール(井上酒造株式会社)宮崎のあかるい陽気をたっぷりと浴びた健康的なレモンをギュッとしぼりこんだレモンリキュール【カクテルレシピあり】

お酒レビュー

さわやか レモンリキュール(井上酒造株式会社)を飲んだ感想を書いている記事です。

温暖な気候の宮崎で育てられ、ほがらかな陽光をあびた健康的なレモンをたっぷりとギュッとしぼりこんだレモンリキュールです。

レモン果汁(国内製造)が一番先にくるほどに、たっぷりのレモンがいれられています。

レモンの濃度がたいへん濃いです。容器にレモンのスジがのこるほどにフルボディーなレモン濃度。

アルコール分は14%です。封をあけたあとは、冷蔵庫で保存したほうがよいでしょう。味わいが劣化する恐れあり。

国産のレモンと焼酎、甘味だけで作られたレモンリキュールは、一般的なリキュールほどのお値段で買えます。

ストレートからロック、炭酸、カクテルにつかい飲んだ感想を書かせてもらいます。

さわやか レモンリキュール

ストレート

レモンが、たっぷりいれられている証左として、色がにごっています。

レモンそのものを、ギュッとしぼりこんだ天然色。

ストレートは、もっともお酒の味と香りがわかります。

けれども、レモンリキュールは、ストレートで飲むものではないと思いました。

レモンリキュールは、冷やして飲むものです。

レモンの酸味と甘味をストレートではいかしきれません。酸味はよいとして、舌にこびる甘さには閉口させられます。

さらに、ちょっと焼酎が豊熟した香りもあり、お酒が苦手なひとは飲みにくいと思います。

ロック

冷やすことで、甘さがレモンの酸味に同化しクールビューティーになります。

冷やすことで、焼酎のアルコール臭もなくなり飲みやすい液体になります。

レモンの酸味は、若いレモンの酸味とちがい、つんつんつんけんしていません。

おおきい八朔などによく似たまろい酸味です。滋味にちかい甘みをふくんでいるような堂々とした酸味です。

酸味のあとからは、精白した砂糖の甘味を感じます。ただ、レモンの柔らかい酸味のあとに甘味がくることで、蜂が一生懸命あつめた蜜によくにたほがらかな甘味に転化しています。

ワインを飲めるひとであれば、ロックで飲めると思います。

アルコールが苦手なひとは、炭酸水や水で割ってください。

炭酸水割り

これは、大人のハチミツレモン。

ハチミツに漬けこんだような、とろりと艶のある酸味が疲れをほぐし、体の足りていない栄養を糖がおぎなってくれます。

疲れきった日に、自然に、胃のなかから元気になる、大人のハチミツレモン。薬用酒にちかい効能があるように感じました。

ビール割

いつものビールにレモンリキュールをちょいとたらしこむだけで、おうちでクラフトしたようなビールを楽しめるんです。

レモンの酸味が、口あたりをシャープでサワーなものにしてくれます。

そして、甘味が、味わいに奥行きとコクを与えてくれます。レモン系のクラフトビールを買う必要がなくなるのです、レモンリキュールがあれば。

ハイボール

レモンを買う必要がなくなる、レモンリキュールがあれば。

レモンリキュールをたらしこめば、いつものハイボールがちょいと痛快な味わいになります。

味わいを変えたいとき、酸味がほしいときに重宝します。

レモンリキュールカクテル

レモンリキュールは、個人的にジンとの相性がよいと感じました。

炭酸水割りに、ジンをくわえると、味わいが濃く厚くなります。

レモンリキュールのアルコール度数で満足できず、もっともっとキック感がほしいひとは、ジンをくわえて熱くなりましょう。

ただし、そのままだとのっぺりするのでやはり冷やしたほうが吉です。

レモンリキュールとジンを氷をいれたシェイカーにいれシェイクしカクテルグラスに注ぎいれました。

ホワイトレディのような味わいのカクテルになります。

ジンのジュニパーベリーの香りとレモンの酸味が混ざりあい、口あたりはドライ。氷で冷やされているので、さらにつるりと飲むことができ、甘味もありソフトな風味。

たいへんに飲みやすいカクテルです。けれども、アルコール度数は高いです。飲みすぎにはご注意を。

ウォッカとアンゴスチュラビターズと一緒に。

アンゴスチュラビターズの玄妙な苦味、レモンリキュールの明るい酸味、味わいにコクとキレがあります。

ジンとドライベルモット、レモンリキュールでつくったマティーニです。

酸味と甘味があるおかげで、すこし楚々とした貴婦人といった印象のマティーニです。

ジンとドライベルモットのハーブの香りをレモンの酸味が切りそろえ、味わいを先鋭化させております。

雑味がなく、エグみもなく、ほんのりと淡いぼんぼりの灯りのような甘味のおかげで飲みやすいマティーニにしあがっています。

もちろん、天然なレモンの酸味と、おっとりとした甘味をもつレモンリキュールなので、ジン以外のスピリッツとの相性もよいです。

ラムとミント、レモンリキュールでモヒート風の夏に飲のむために作られたとしか思えない爽快なカクテルを作れます。

テキーラとコーク、レモンリキュール。

たいへんに、さっぱりとして爽快な飲み物になります。

コークの余計な甘味が削られ甘くなく、テキーラの陽気な酸味が心地よく、ふきでる汗がす~っとひいいていくような飲みごこち。

イタリアの歴史のように強烈に苦く赤いカンパリ。

レモンリキュールをいれると、甘さが苦味をすこしまろやかなものにしてくれ飲みやすくなります。

デレたイタリアの伊達男。

レモンリキュール1本あれば、酸味と甘味を追加できるのです。

アイディアしだいで、レモンにふくまれるビタミンCの含有量ほどにレシピがひろがります。

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