『南米でオーパーツ探してる場合かよ!! Kindle版』を読んだ感想を書いています。
作者が単身、オーパーツを見学しながら、メキシコからイースター島まで旅行した様子を書いている本です。作者と一緒に愉快でミステリアスな南米を旅行し、オーパーツを見学している気分を味わえます。
作者の文章はクセがありますが、作者の文章になれると苦笑、微笑、大爆笑。読書中ひたすら笑っていました。
文章にクセがある
『南米でオーパーツ探してる場合かよ!! Kindle版』の作者の文章はかなりクセのある文章です。
「あぁぁぁぁぁぁぁ」「キャーーーーーー」「ゲロゲロゲロ」など、攻めた文章になっています。すこしテンションについていけない人もいるでしょう。
文章にハマれば、ハマるんですけどね。
ギャグがてんこもり
作者は、1Pに3~4個はギャグをぶちこんできたりします。すべりそうなギャグもドンドンぶち込んでくる、恐れを知らない勇気ある作者さんです。
クスっとさせられたり、爆笑させられたり、私は笑いすぎてアゴが痛くなり、なんどもメガネをはずし、涙をぬぐいました。
しかし、ギャグのテンションにあわない人もおおいのではと思います。
2021年『南米でオーパーツ探してる場合かよ!! Kindle版』は、アマゾンプライム会員は、無料で読むことができます。
作者の目のつけどころが面白い
一度は聴いたことのあるオーパーツの姿を、作者はじぶんの目で見物しています。
作者の意見と知識を総動員し、オーパーツについて解説してくれるのです。オーパーツにたいする着眼点がおもしろかったり、「なるほど、そういう意見もあるか」と、いろいろ考えさせられました。
そして、ただ説明するだけでなく、スキがあればギャグを挟みこみ、笑かしにかかってきます。
旅行記と書いたがウソだ
『南米でオーパーツ探してる場合かよ!! Kindle版』はメキシコからイースター島まで、作者が単身旅行している様子を書いています。
旅行をしているのはウソではないのですが、本の文章の半分以上がゲロかゲリの話なんですよ。
旅行記じゃなくて、ゲロ戦記・ゲリ戦記ですわ。ゲロやゲリが苦手な人は読むの注意でございます。
ゲロ・ゲリの描写をへらせば、イースター島にもうちょいページを使えたのではと思いました。あっ、モアイについての描写は少ないです。モアイの描写を見たい人はガッカリします。
作者は本当に友達がいないのか疑惑
『南米でオーパーツ探してる場合かよ!! Kindle版』の本文で、作者は年齢=友達のいない年数とよく書いています。
この作者さんインドや中国、東南アジア、アフリカ、などなど、世界中の国を旅行しているのですよ。
そんなアグレッシブな人が友人0ということがあるのでしょうか、「ウソくせぇな」と疑っていました。
カラー写真も載っている
『南米でオーパーツ探してる場合かよ!! Kindle版』は、作者が旅行中に撮影したカラー写真も載っているんですよ。
マチュピチュをのぼったときの作者の姿が写っている写真がありました。その写真には、疲れきった死んだ顔のような作者の姿を確認できます。
「あれ、この人ほんとに友達いない」のか、と考える写真でした。
南米でオーパーツ探してる場合かよ!! Kindle版を読んだ感想【まとめ】
『南米でオーパーツ探してる場合かよ!! Kindle版』の作家の文章はクセがあり、読むのがしんどい人もいると思います。
しかし、文章になれた人はメキシコからイースター島まで、オーパーツを見学でき、南米の都市の活き活きとした姿を疑似体験できます。作者の苦しんでいる姿を、読者は日本でのほほんとしながら、ゲラゲラ笑いながらニヤニヤと楽しめます。
『南米でオーパーツ探してる場合かよ!! Kindle版』を読み終わったあと、ぜったい南米を貧乏旅行しねぇゾと思いました。
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