有明海にしか生息していない珍魚【 むつごろう 】【 ワラスボ 】の干物を食べた感想を書いています。
「珍しい2匹の魚を食べた」と話のネタにできる干物。
干物をおいしく食べる方法も紹介します。
むつごろう・ワラスボの干物【開封】

有明海の恵、かわいいイラストつき商品紹介しおり。佐賀県のおいしい食べ物を紹介してくれています。

【 むつごろう 】を丸干ししているようです。15cmほどの干物、頭部がぷっくりデカくなっているのが特徴。タレに漬けこまれており、そのまま食べれます。

にょろ~んと20cmほどの長さの干物。魚というより小型の蛇のようです。ワラスボのシール付き。なかなかインパクトの姿のワラスボが書かれています。
ワラスボという魚は、商品を注文するまで知りませんでした。
干物を袋からだし、むつごろうとワラスボの顔をアップで紹介します。ワラスボの顔はエイリアンのようなショッキングな顔です。苦手なかたはご注意ください。
むつごろうの顔

むつごろう干物の特徴は、頭がデカい干物。干物からはやや甘い匂いがします。
ミイラのように水分が抜けきっており、黒いタレの色で真っ黒な干物。むつごろうの姿がわかりませんね。
むつごろうの生きている姿をのせておきます。

ワラスボの顔

バーン!!!!するどい歯がならんでいる口。するどい歯でエビや貝を食べているようです。
ワラスボの目は退化し、ポツンと点のような小さい目。干物にするとワラスボの目を確認できませんね。
胸びれは確認できますが、背びれは確認できません。ワラスボの干物から調味料の香りはあまりしません。
干物になるまえのワラスボの姿。まさにエイリアン。宇宙にただよって人間を襲うキャラにしか見えませんね。

むつごろう・ワラスボ【干物の味】
むつごろうの味

むつごろうの特徴である、デカい頭にガブリとかぶりつく。つけこまれた甘いつゆの味がする。
頭部はデカくかたい。いそいで食べると、歯茎に刺さるので注意。
ゆっくりゆっくり頭部をたべる。頭部を噛んでいるじわぁ~と甘い味がしてくる。むつごろうのギュッと濃縮された旨味を味わえる。むつごろうの頭部に脳みそはあるのだろうか。
むつごろうの干物の胴体部分は、頭部にくらべるとインパクトの少ない味。
むつごうの干物は、キリッと冷やした冷酒とあう。
ワラスボの味

勇気をだして、ワラスボの頭部をかじる。干物はひじょうに硬い。ワラスボの歯、刺さったりしないかと心配しながら、ワラスボの頭部を奥歯ですりつぶす。
かたいシャゴシャゴ、ザラザラしているワラスボの頭部。噛んでいるとあっさりした旨味がする。ワラスボはむつごろうに比べると旨味、甘みにとぼしい。
顔のインパクトほど、味のインパクトはなかったワラスポ。
胴体もめちゃくちゃかたい。噛むというより噛みちぎりようにワラスボの干物をたべる。
干物は温めるとよい

どちらの干物もそのまま食べれるが、すこし温めてから食べたほうが美味しいです。
電子レンジ調理可の皿に、干物をいれ水を少々たらす。10秒~20秒チン。
干物が柔らかくなり食べやすくなり、うま味がふえ香りもよくなります。
ワラスボも柔らかくなり、ボリボリと食べやすくなりました。
骨酒にする
あぶった干物を日本酒につけこむと、干物の旨みが日本酒にとけだします。
やや強めに干物に焦げ目をつけたほうが、日本酒の香りはよくなるでしょう。
ワラスポの日本酒づけは、「すぽ酒」と名前もついています。
燻製にする

段ボールに耐熱容器をいれ、スモークウッドに火をつける。
干物を金網にのせ、50分ほど燻製する。

特徴のなかったワラスポの干物が、燻製の香りをつけることによってビールにピッタリのおつまみに変身。
むつごろう・ワラスポの干物食べた感想【まとめ】
むつごろうとワラスポの干物は、水分がぬけカチンコチンです。そのまま食べると「歯がたちません」
干物をすこし温めると、美味しく食べれます。
日本酒に干物をいれた骨酒。燻製にした干物。たいへん気にいりました。
寒い冬に、ワラスポをいれた日本酒を飲むしあわせ。日本人に生まれてよかった。
めずらしい魚【 むつごろう 】【 ワラスポ 】話のネタになるだけでなく、おいしい干物でした。
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