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グルテンで作る代替ウナギのレシピ・作り方 もっちりとした食感 焼けばパリッとし、海苔のりな黒い皮

料理

この記事は、グルテンで作る代替ウナギのレシピを書いています。

グルテン粉にレンコンと長芋、上新粉を混ぜあわせ、蒸しあげて作る代替ウナギです。

もっちりとした食感です。パリッと香ばしくしあげることもできます。

ある人は言いました、ウナギの本体はタレであると。

つまり、ウナギのタレとそれっぽい代替ウナギがあればウナギのかば焼きになるのです。

グルテンで作る代替ウナギの材料

  • グルテン粉末:150g
  • 上新粉:50g モチ粉や米粉でも可
  • 長芋:50g
  • レンコン:50g
  • 水:適量
  • 海苔:適量

グルテンは粉末になっている商品を使いました。

強力粉などを水で洗うよりは楽に作業できます。

上新粉の割合と水のいれる量をふやすと柔らかい食感になります。お好みで割合を調整してください。

上新粉は、米粉やモチ米粉を使ってもらってもかまいません。

長芋はウナギと双璧をなすほどの勢力増強剤だと、江戸時代の文献に書かれています。

江戸時代を作った徳川家康は、長芋とレンコンの擦り流しを食べていたそうです。

江戸をひらいたキッカケともいえるレンコン、ウナギに匹敵する勢力増強剤をいれたスタミナ食ともいます。

レンコンや長芋が苦手なかたでも食べられるかもしれません。

グルテンで作るウナギの作り方・レシピ

グルテンと上新粉、すりおろしたレンコンと長芋をボウルにいれます。

はじめから手で混ぜると、ベトベトしたものがくっつき混ぜにくいです。木べらやゴムベラ、菜箸などで混ぜあわせましょう。

粉がちいさい粒状になるまで混ぜあわせます。

レンコンと長芋の水分では、粉がちいさい粒にならないと思います。

少しずつ水をくわえながら、粉と水を混ぜあわせてください。

粉ぜんたいが、ちいさい粒になるまで混ぜあわせましょう。

粒状になった生地を手でこねあげましょう。

生地をおにぎりほどの大きさにまとめておきます。

海苔を用意してください。ウナギの皮のような大きさの海苔を用意すると、ウナギらしさが増します。

生地を海苔にはりつけます。ブ厚くはりつけたり、うすく生地をはりつけたりと自由にはりつけてください。

ウナギらしい線をいれると、さらにウナギらしくなります。

生地をはりつけた海苔を蒸し器にいれます。30分ほど蒸しあげてください。

蒸しあげたウナ偽(ギ)を冷まします。温かい状態で次の調理にはいってもかまいませんが、柔らかく破けやすいのでご注意ください。

この状態でも食べられることは食べられます。焼かずとも、むっちりとした大ウナギのような食感を愉しめます。

ウナギらしさをだすには、やはり醤油と砂糖が焦げたあの香りがいると思いました。

ウナ偽をフライパンにいれ、大さじ1~2の日本酒をふりかけます。

フライパンにフタをし3分ほど蒸しあげました。

かば焼きの本体であるタレをウナ偽にぬり焼きます。かんばしい香りがたつまで弱火で焼きましょう。

魚焼きグリルで焼いてもらってもかまいません。いい塩梅にタレがこうばしくなるまで火をいれてください。

ウナ偽が、タレ色にそまったら出来上がりです。

最後の仕上げにダイレクトにウナ偽を炙るとさらに香りが飛びます。

あとは普通のウナギのように、ウナ偽を食べるだけです。

パリッとした表面、むにっとしたカマボコのような弾力。むにゅるとしたウナギの皮のような海苔の香り。

口中にふくらむ香りは、ウナギのタレの香りです。

レンコンと長芋がはいっているときは、気づかないと思います。よっぽどすぐれた味覚をお持ちのかたでないかぎり気づかれないでしょう。

むにむにくとした食感のウナ偽はよく噛む必要があります。満腹中枢が刺激されやすいです。

ウナギ代替肉(ウナ偽)の調理例

ほかほかの白ご飯にのせ、おいタレをし粉山椒をふりかけけると、香りはウナ丼です。

香りの高い精魂こめて作ったウナ偽と、農家さんの知恵の結晶である白い白米とのマリアージュ。

かば焼きの本体はタレだと言われている一端にふれられます。

ウナ偽のうえにワサビをのせ、出汁やお湯、お茶をまわしいれると、ひつまぶしになります。

お高いウナギに液体をかけるのはためらわれますが、ウナ偽であれば、思う存分ブッかけてもいいんです。

液体に混沌とした旨みをふくんだタレが溶けこみ、カカッと口中にウナ偽と白米をかきこみます。

ツーンとワサビの刺激が鼻をつきぬけました。

ウナ偽チャーハン。ウナギのタレが熱せられ、ご飯と卵にからみついたチャーハンを堪能できます。

パラりとしたご飯と卵には、しっかりとかば焼きのタレの旨みがしみわたっています。

パラリとした食感のなかに浮きあがるもっちりとしたウナ偽の食べあじ。

ウナ偽を卵でくるみました。

こんなにぶ厚いウナギをねりこんだのですか、と驚かれる一品です。

ふわりとした卵とむっちりとしたウナ偽の食感の玄妙な対比をたのしめます。

ウナ偽と野菜、ナッツを炒めた中華風の炒め物。

オイスターソースをくわえ炒め、片栗粉を溶きいれた水をくわえトロみをつけました。

野菜をたっぷりと食べられます。トロみがついたウナ偽は、魚と肉の中間といった味わいです。

ポリッとしたナッツの食感がいい仕事としています。

グルテンで作る代替ウナギを作った感想【 まとめ 】

代替ウナギは、むっちりとしており淡泊なお味です。

ウナギのタレをつけ焼くと、土用の丑の日におなじみのあの香りになります。

ウナギのかわりに色々な料理につかえます。

レンコンと長芋をいれていますが、隠し味になっており、まず気づかれることはないでしょう。

それでいてレンコンと長芋の栄養を摂取できます。

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