大容量のお酒のボトルからグラスにお酒をそそごうとすると、お酒がこぼれる、腕がつりそうになる、あげくのはてにはお酒をそそいだグラスすらもこぼしてします、そのような悲しい過去をおもちではないでしょうか。
わたしはあります。机にこぼしたお酒をチュチュと黄身をすするように飲んだ悲しき過去があります。
このポンプを買ってからは、ぎょうさんのお酒をこぼさなくなりました。
ぎょうさんのお酒と書いたのは、ポンプを押したあと気をぬくと40代からはじまる残尿のようにお酒が飛びでるのです。
ピッピッとポンプにグラスをあてるとお酒は漏れません。
酔ってくると、ピッピッをわすれ酒の雫がたれることはあります。
一押くんは、お酒呑みに強くつよく一押ししたい商品です。
けれども、やはりデメリットがあります。デメリットを説明させてもらいます。
一押くんのデメリット
値段がたかい
残尿のようなお酒がもれる、これがデメリットのひとつです。
つぎに、値段がたかい。定量のお酒をそそぐだけの商品ですが、2千円ちかくします。
それならば、お酒のボトルをにぎってグラスにそそいだほうがいいやと考えるひとがいるのもわかります。
2千円ちかくするポンプです。作りはしっかりしており、毎日毎日ぽこぽことポンプを押す生活を1ヶ月ほどつづけました。
ポンプがへたれる様子は、まったく、ちっともありません。
ピーポー音は、ポンプにお酒を満たすと消えます。
1年から2年、もしかしたら、もっともっと長いあいだ使える堅牢な造りのポンプです。
そして、国産です。口にいれるものは国産が、安心安全神話。
量がすくない
ワンプッシュでそそげるお酒の量は、マックスで45mlです。
グラスでいうとワンフィンガーぐらいでしょうか。ストレートでがぼがぼ飲む人間としては、2~3回プッシュする必要があります。
大容量のお酒のボトルを持ちあげ、グラスにそそぐ労力よりも、ポンプを2~3回押すほうが労力はすくないですがね。
さらにつけくわえるなら、お酒が机などにこぼれません。
底にのこる
底にお酒がのこります。
できるだけお酒を吸いとれる工夫がされています。
パイプの先が、とがっておりお酒をしっかりと吸いとってくれます。
けれども、空気を吸いこんでしまう構造です。どうしても最後までは吸いだしてはくれません。
最後は、自分の手でお酒の瓶をもちそそぐ必要があります。
そのときに気づくのです。お酒のなくなった瓶のなんと軽いことか、と。
パイプの長さは、4リットルを設定していると思います。
2~3リットルの瓶やペットボトルだとパイプが折れまがります。パイプは折れまがりますが、しっかりとポンプはお酒を吸いあげてくれますのでご安心ください。
掃除がめんどくさい
アルコール度数の高いお酒であれば、カビなどがはえる心配はすくないです。
けれども、アルコール度数の低いお酒にポンプをいれているとカビが発生する恐れがあります。
ポンプの本体を洗うのは、かんたんです。
けれども、透明な筒状のパイプを洗い、しっかりと乾燥させるのが手間です。
ぎゃくに組みたてかたは、とても簡単です。ポンプ本体にパイプをつきさすだけ。
パイプの向きにだけは気をつけてください。
あとウォッカなど香りや風味がひかえめなお酒であれば、ポンプをつかいまわせます。
けれども、ウイスキーの瓶につけていたポンプをちがうお酒の瓶につけるとウイスキーの香りや風味が気になります。
ちがうお酒にポンプをつけるときは、ポンプを洗うか、もうひとつポンプを買うとよいでしょう。
ポンプは、ペットボトルから瓶など、はばひろい口径に対応しています。
常飲なされるお酒の口径を必ずしらべてからポンプを買いましょう。
溝のない瓶にはとれいつけられません。
溝がないとポンプはミートしません。
Amazonレビュー
ほぼ毎晩ハイボール飲むのでウイスキー4L購入してましたが、とにかくデカくて重いのでグラスに注ぎすぎてしまい濃さが調整出来なかった!
これを購入までは手加減で焼酎を入れていたので濃かったり薄かったりで不便さを感じていました。知人から勧められ購入してからはとっても便利で酒がさらにすすんでます。
単なるポンプに1,000円以上支払うのは躊躇しましたが、使って納得の商品でした。
引用元:Amazon
ワンプッシュ定量ディスペンサー 一押くんを使った感想【 まとめ 】
ポンプ1個のお値段が、2千円ほどします。しっかりとした造りのポンプです。
長いあいだお酒をこぼさずにすみます。
お酒をよくこぼすドリンカーは、すぐに2千円を回収できるでしょう。
ワンプッシュでは、45mlまでしかでません。二~三回ほどポンプを押す必要があります。
大容量の瓶やペットボトルをかたむけるよりは、楽にグラスにお酒をそそげます。
ポンプは、最後の一滴までお酒を吸いあげてはくれません。どうしても最後はペットボトルや瓶をかたむける必要があります。
お酒がなくなったペットボトルと瓶の軽さの愛しさと切なさ。
アルコール度数の高いお酒であれば、カビがはえいにくいです。けれども、低アルコールのお酒だとカビがはえる可能性があります。
お酒を吸いあげるパイプの掃除がめんどくさいです。
デメリットをしっかりと書かせてもらいました。
今日飲むお酒の瓶をもち、記事の内容をおもいだし、これからの酒人生について思いをめぐらせてもらえば幸甚です。
ゆたかな酒ライフを。乾杯。
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