サッポロ一番久世福監修「毎日だし」で仕上げた 醬油らーめんを食べた感想を書いています。
迫力いっぱいの和出汁の風味をビンと感じられます。
どの麺つゆよりも豊かな和の香りに満ちあふれているスープです。
全粒粉を5%混ぜたノンフライ麵は、中華麺というよりは、うどんや蕎麦によくにた歯ざわりです。
和出汁の極地、極北星とよびたくなるほど芳醇な出汁の香りのあるスープと麺を食べた感想は、ラーメンというよりもうどんや蕎麦だと思いました。
アレンジレシピも書きました。
定価だと1食200円以上します。袋麺としては相当におたかいです。
サッポロ一番久世福監修「毎日だし」で仕上げた 醬油らーめんを食べた感想
真っ当につくられたカツオ節の充実した香りが鼻にとどきます。
トッピングとしてやわらかく削られた香りたかいカツオ節がついてきます。
そのカツオ節を温かいスープのうえにまぶすと、土佐沖でカツオが飛び跳ねるようなガッツのある香りを堪能できます。
しょうゆスープというよりも、濃縮10倍麺つゆよりも和の香りがつよいスープです。しょうゆの香りよりも出汁の香りがまさっています。
出汁の香りは、昆布やシイタケを下味に、カツオ節だけでなく、ほかの節をも混ぜて出汁をとっているように感じます。
さらに、ニボシやアゴなどの煮干しなどもくわえたような香りです。
濃厚な香りを堪能しつつスープを口にふくみました。
スープはあっさりと淡泊です。出汁の香りはしっかりと感じられます。
塩分は控えめだと感じました。
和風素材の出汁を緻密に組みあげた濃厚なのに淡泊。淡麗なのに奥深い。
胃のなかが和の出汁の香りで満ちたります。
ちぢれておらずストレートな麺。
ノンフライ麵です。スープに細かい油がういていません。油があると出汁のバランスを壊すと思いました。
麺をすすると、つるりとした食感ではありません。手ごたえのあるすすり心地です。
朴訥とした素朴な田舎そばによくにた口あたりです。
麺の芯には、しっかりとした弾力があります。
しっかりと粉をねりあげグルテンを結合させたのちに、低温でしっかりと乾燥させたように野性味のある歯ごたえ、弾力です。
ところどころに全粒粉のこまかい皮あり。栄養たっぷりだぞと視覚にうったえかけてきます。
つるりとした食感がないラーメンの麺もあります。
和出汁の香りにつつまれた麺を食べていると、脳がラーメンというよりも蕎麦やうどんを食べていると錯覚してしまう、そのような麺でした。
「毎日だし」で仕上げた 醬油らーめん【 アレンジレシピ 】
「毎日だし」で仕上げた 醬油らーめんは、冷たくしても食べられます。
ゆでた麺を冷水でしめます。
そして、半分ほどの粉末スープをいれ冷水でとかしましょう。味を確認しながら粉末スープを追加してください。
あとは冷やした麺とスープを混ぜあわせれば冷たいラーメンのできあがりです。
和の出汁のスープです。冷やしてもイケます。冷やしているのに、カツオ節の香りが豊満。
そして、冷たいスープの味はシャープでクリア。食べおわると、一流料亭でとった出汁の香りが鼻にぬけます。
食欲のない日でも食べやすいと感じました。
和の出汁の香りと納豆の相性は滅法界よいものです。
納豆の匂いがいくぶんゆるみます。納豆の匂いを凌駕する和の濃い出汁の香りといえます。
納豆ぎらいのかたでも食べられるかもしれない麺料理。
出汁の香りが芳醇なスープは、さまざまな和の食材をあわせやすいです。
ワカメや梅干などの和の食材との相性ばっちりのスープです。
「毎日だし」で仕上げた 醬油らーめんの作り方
「毎日だし」で仕上げた 醬油らーめんの袋のなかにはノンフライ麺と粉末スープ、カツオ節の袋がはいっています。
500ccのお湯を用意し、ノンフライ麵を3分ゆでます。
粉末スープは器にいれておきましょう。
3分後。お湯だけを器にいれ粉末スープをとかします。すぐにとけました。
器に麺をいれます。そして、カツオ節をふりかければできあがりです。
「毎日だし」で仕上げた 醬油らーめんを食べた感想【 まとめ 】
「毎日だし」で仕上げた 醬油らーめんは、毎日だしの香りが強く厚い和スープでした。
カツオ節や昆布、シイタケ、煮干しなどから真っ当にとられた芳醇な香りがたちのぼります。
いままで食べてきた和スープのなかで、もっとも複雑にして奥深い香りでした。
全粒粉をいれたノンフライ麺は、蕎麦やうどんにちかい歯ざわりです。
和の香りにあふれたスープといっしょに食べるとますます蕎麦やうどんだと感じられます。
洗練された和の香りと風味をたっぷりと堪能できる袋ラーメンです。
ただ、袋ラーメンとしてはお値段がはります。もうすこし安ければ、一汁一菜の一汁のかわり、それも出汁がしっかりと香る一汁になるのにと思いました。
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