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保温調理でとる牛すね肉スープのレシピ 牛すね肉と水を保温するだけで澄んで味わい深いアレンジしやすい牛スープを作れる【 アレンジレシピあり 】

保温調理

この記事は、保温調理でとる牛すね肉スープのレシピを書いています。

牛すね肉と水、香味野菜、酒をいれ温めて保温するだけで作れます。

保温調理のメリットは、ずっと火にかけないので部屋が暑くならず、そして省エネなことでしょう。

つぎに、水が蒸発しません。水分が蒸発し牛すね肉がこげつく心配がありません。

保温調理は、ほったらかしで牛すね肉スープを作れるのです。

できあがったスープは澄んでおり、飲んでいて飽きない淡い旨みがあります。

アレンジしやすい牛すね肉スープです。アレンジレシピも書きました。

骨とちがい旨みを抽出した牛すね肉は食べられます。コンビーフのように料理につかえます。

もちろん牛すね肉は、牛すね肉スープとの相性がよいです。

シャトルシェフをつかい保温調理しました。

鍋をかけ布団や毛布などでくるんでも作れます。

保温調理でとる牛すね肉スープのレシピ

牛すね肉は、ある程度の大きさに切ったほうが柔らかくなりやすいです。

また、牛の旨みもお汁にしみでやすいように感じます。

香味野菜は、ニンニクとショウガ、長ネギをいれました。三つすべていれる必要はありません。

タマネギやリンゴをいれてもかまいません。

タマネギをいれすぎると、旨みが濃くなりすぎ使える料理がかぎられてしまうデメリットもあります。

タマネギはあとから足すのがよいでしょう。

水だけでなく日本酒も200ccほどくわえました。

牛すね肉をたっぷりいれ水をすくなくいれれば濃厚なスープに。

ぎゃくに、水をたっぷり牛すね肉をすこしだと薄いスープになります。

スープが薄いと感じたときは、フタをあけ水分を蒸発させればスープの旨みは濃くなります。

スープの旨みの濃さはある程度は最終的に調整可能です。

すべての材料をいれ鍋を火にかけます。火力は中火から強火です。

ボコボコと温度があがり沸騰すると、もこもこと白い泡が出現します。

その白い泡は、灰汁(あく)です。しっかりと網などで灰汁をとりのぞきましょう。

灰汁は旨みだと言われるかたもいます。けれども、牛すね肉の灰汁は獣臭いです。

灰汁をとったあとは鍋を火からおろし保温し牛すね肉からじっくりと旨みを抽出します。

3時間ごとに牛すね肉のかたさ、スープの味をたしかめてください。

牛すね肉がかたく、スープの味がうすいときは鍋を火にかけ温めなおしてください。

そして、もう1度保温してください。

いい塩梅に牛すね肉が柔らかくなり、うっすらとスープに色がつき淡い旨みがしみでていれば牛すね肉スープのできあがりです。

旨みが薄いと感じられたかたは、鍋のフタを開けたまま火にかけ水分を蒸発させ旨みを凝縮させてください。

スープの下にある牛すね肉やネギが見えるほど澄んだスープです。

ゆっくりと温める保温調理は、しずかにゆっくりと旨みを抽出するのでスープが濁りにくいです。

スープには透明の脂が浮いています。その脂は口にまとわりつかずクドくありません。さらりとした脂です。

牛すね肉スープの脂は冷やしてもかたまりません。コラーゲンがすくないと言えます。

言いかえると脂がすくなく、はんなりとした淡い旨みの牛すね肉スープは飲んでも飲んでも飽きないと言えます。

塩をいれるだけ一級品のスープに。お好みで醤油や辛い調味料や香辛料をいれて飲んでもらってもかまいません。

できあがった牛すね肉スープは常温にさましたのち冷蔵庫で保管する。

もしくは、つねに保温しつづけながら保管してください。冷蔵庫で保管したほうが楽です。

牛すね肉スープのアレンジレシピ

オニオンスープ

タマネギをキツネ色になるまで弱火で炒めます。

そして、牛すね肉スープにいれます。これだけでオニオンスープを作れるのです。

パセリや粉チーズをふりかけるとコンソメでつくられたオニオンスープのように豊かな味わいになります。

おでん

牛すね肉スープに大根をいれコトコトと煮ます。そして、醤油などで味をつけてください。

そして、お好みの食材をいれるだけでおでんを作れるのです。

すじ肉よりも淡泊でクセのないスープです。いろいろな食材をうけとめてくれる度量があります。

ラーメン

日本人がだいすきなラーメン。お家でラーメン屋を開業できます。

牛すね肉をチャーシューがわりに、スープはもちろん牛すね肉スープをつかいます。

天然素材でつくられたノーブルな味わいの牛すね肉ラーメン。

チャーハン

牛すね肉をほぐしチャーハンにくわえました。

ほぐされた牛すね肉とパラリとした米の食感は舌のうえで踊るように軽いです。

少々疲れていても食べられるほど軽妙な組みあわせ。

うどん

牛すね肉スープに醤油とみりんをいれる、もしくは麵つゆをいれればちょいと瀟洒な味わいのうどんを作れます。

しみじみとした淡い旨みが胃のひだから、手足の末端にまでしみわたります。

二日酔であろうとグビグビと飲める牛すね肉スープ。

フォー

フォーもつくれます。

魚醤をいれ、ライムをしぼりいれると東南アジアの香りに。

中華粥

牛すね肉スープとお米を10対1の割合で鍋にいれコトコトと煮ます。

保温調理でつくってもらってもかまいません。

栄養満点、それでいて淡麗とも淡旨とも言いたくなる滋味ある風味と香り。

お好みでゴマ油やラー油をたらしてもらってもかまいません。

中華街にでむかなくとも、お家で中華粥を堪能できます。

油条でもそえれば、中華街の喧騒が耳にきこえてきそうです。

カレー

タマネギやニンジンをキツネ色になるまで炒めます。

そして、牛すね肉スープと牛すね肉をくわえ水分をとばします。

最後にカレー粉をふりかけ味をととのえてください。

しっかりとフォンがきいたカレーを作れるのです。あっさりとパクパク食べられます。

けれども、カレー粉が踊っている舞台は牛の旨みにしっかりと支えられています。

パスタ

ほろほろに崩れる牛すね肉は、いろいろな味にそめあげられます。

また、いろいろなパスタソースともあわせやすいです。

お好みのパスタに牛すね肉をいれると旨みがまし、タンパク質もふえます。

ぶっかけ飯

ほかほかと湯気をたてる白米に牛すね肉スープをぶっかけます。

これでいいんだよ、と言いたくなる、はやく、うまい飯です。

牛すね肉のスープがしみこむのを待ってもらってもかまいません。

ゆで卵

牛すね肉スープにつけたゆで卵。

おでんにはいっているようなゆで卵を作れます。

そのまま食べても、ご飯にのせても、お酒のあてにもピッタリのゆで卵です。

保温調理でつくる牛すね肉スープの作り方【 まとめ 】

牛すね肉と水、香味野菜、日本酒を鍋にいれ灰汁をとります。

あとは保温しておけば牛すね肉スープをつくれます。

その牛すね肉スープの味わいは淡麗なれどしっかりとした旨みがあり、ゴクゴクと飲める甘露でありなながら飲んでいて疲れない脂です。

澄明な旨みの牛すね肉スープは、いろいろな料理につかえます。いちど牛すね肉スープをとれば、三日三晩は淡旨なスープを堪能できます。

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