この記事は、東亜酒造 蔵出し まろやかあんず酒を飲んだ感想を書いている記事です。
あんずの実をつけこんだように黄色く輝き、甘酸っぱい爽やかな風味を堪能できるリキュールです。
アルコール分は、10度以上11度未満です。ワインほどのアルコール分。
あんず酒を飲んだ感想を一言で伝えるならば、あんずの香りのする白ワイン、もしくはリキュールと思ってもらえば間違いありません。
まろやかあんず酒は、そのままストレートでたのしめます。冷やして飲むことで爽やかさに磨きがかかり、さらに水や炭酸水で割ればもっと清涼な飲料になります。
またリキュール扱いのまろやかあんず酒です。あんずの香りを堪能できるカクテルも作れます。
まろやかあんず酒は、生協にて購入しました。
まろやかあんず酒を飲んだ感想
ストレート
あんずのポッテリとした黄金色をうすめた黄色のあんず酒。
香りは、あんずの香りです。あんずの実のように角のまろい爽やかに酸っぱい香り。
つるりとしたあんず酒を口にふくみました。安物の酒にあるような、ムッとくるような匂いはありません、柔和な風味です。あんずの爽やかな酸味のおかげで、つるつると飲むことができます。
レモンやライムのように直接的な酸っぱさではありません。飲んでいて疲れない酸味でございます。
あんず酒を胃に落とすと、りんご酢のような酸っぱさと甘さをかねそえた後味を感じました。そして、かすかにチクりとした苦味を感じました。いやな苦味ではありません、その苦味のおかげで後味がすっきりとシャープな印象です。
ソムリエがよくいうように、あんずとりんごの香り、そして、レモンをゆるめたような酸味があり、飲みおわった瞬間にチクリとした苦味がある爽やかな白ワインとでも言いましょうか。
あんず酒は、常温でも飲めますが、辛口のお酒が好きな私には、すこしだけ甘いようにも感じられました。裏をかえせば、爽やかであり、甘味のあるあんず酒は、辛口のお酒が苦手なひとでも飲みやすいソフトなお酒と言えます。
ロック
あんず酒を硬質的な氷をいれたグラスに注ぎいれます。
あんず酒を氷で冷やすと、ローラーに通したように甘さは金箔のように薄くなり、そして、舌にうっすらとつもるほどよい甘さになりました。ストレートで飲んだときに感じられた甘さは、自然な甘味へと変化しました。
冷やすことで、あんず酒の爽やかな部分が強調されます。緑の濃い森のなかで溢れる石清水のように楚々と飲みやすいです。
あんずの酸味と甘みが、しみじみと体に染みこみます。あんず酒が染みこんだ体の細胞は「わぁ~っ」と喜びの声をあげ細胞に力がみちみちるように感じれました。
水割り
あんず酒を冷たい水で割ると、酸味と甘みが薄くなるだけだろうと思っていました。
ところがどっこい、水で割ったあんず酒は、自然へと回帰しました。水は、あんずの実にはいっているお汁の役割をになってくれるのです。
枝からもぎたてのあんずのような天然にちかい風味があります、あんずの水割りには。
アルコール分は低くなっておりますので、アルコールに弱い人でもあんずの酸味と甘みにたっぷりと酔いしれられるでしょう。
食中酒にもなると思いますが、あんず酒の水割りを飲んだあとに塩辛いものや辛いものを食べると、その塩辛さや辛さを鮮烈に舌で感じられるようになります。
炭酸水
おおきめの氷をグラスにいれ、あんず酒を注ぎいれます。バースプーンなどでしっかりとかき混ぜます。グラスに薄い霜がおりるほどかき混ぜると冷たさが悦。
氷に炭酸水をあてると、炭酸がはじけぬけると言われています。ですので、できるだけ炭酸水を氷にあてないように注ぎいれ、バースプーンなどで氷を2~3度もちあげましょう。
レモンのような酸味にちかづき、ライムのような苦味ばしった酸味のようなものを感じられるようになりました。そして、そのふたつの酸味プラス炭酸のはじける爽快感のある飲み物です。
レモンやライムのように、鼻ふきんの毛穴がひらくような酸っぱさはありません。あくまで、オブラートに包まれたまろい酸味です。
甘味としては、ニュートンがりんごが落ちたのを見たように少し距離のあるりんごの甘さを感じました。
カクテル
氷をグラスにいれ、あんず酒と白ワインをバースプーンなどでかき混ぜ冷やします。そして、炭酸水を注ぎいれます。
イタリアでは昼から飲まれるお酒をアレンジしたものです。あんずの酸味と白ワインの発酵した酸っぱさの相性が精妙。白ワインの発酵した風味が、味の奥行を生みだしています。
あんずの黄金な果実の色と爽やかな香りに誘惑され、冷やされた炭酸がはじけるカクテル。
暑さをふっとばす一杯。暑い日に昼から呑めば夕方までピンシャンと動けるかも。
Amazonレビュー
いつも生協で購入していましたが、こちらでまとめ買いしました。
蔵出しシリーズであんず酒が一番好きです。探していた。大好きな あんずさ酒です。毎日美味しくいただいています
甘すぎた
引用元:Amazon
東亜酒造 蔵出し まろやかあんず酒を飲んだ感想【 まとめ 】
東亜酒造 蔵出し まろやかあんず酒は、黄色い果実のあんずの柔和な酸味があり、おっとりとした甘味のある飲みやすいお酒です。
あんずで作られた白ワイン、クセのないリキュールと思ってもらえれば間違いありません。
アルコール分は10~11と低く、アルコール飲料にあるムワッとくる匂いはありません。むしろ太陽をたっぷりとあびた黄色いあんずの清々しい香りをたっぷりと堪能できます。
常温で飲むのもよいものです。氷をいれたり冷えた水や炭酸水で割ると、清水のように爽やかな飲み物になります。その清水にはあんずの風味が浮かべられています。
暑い日に冷やしたまろやかあんず酒を飲めば、汗がスッとひくように感じられました。
1リットルの東亜酒造 蔵出し まろやかあんず酒は、生協にてお家にまで配達してもらっています。
重たい荷物でも運んでくれる生協には、とても助けられています。
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