この記事は、にわとりの追いかけっこの遊び方を紹介し、遊んだ感想を書いています。
にわとりの追いかけっこはルールはとてもシンプル。じぶんの記憶をたよりに、にわとりを追いかけ、にわとりから逃げる神経衰弱。5~6歳のお子様でも遊べるでしょう。
ドイツのボードゲーム賞も獲得しています。
にわとりの追いかけっこは木材や硬い紙で作られており、ぬくもりを感じる優しい手触りです。3年ほど遊んでいますが、パーツがかけたりはしていません。
ただ丁寧に作られたパーツで構成されているにわとりの追いかけっこは、お値段が高い、え?と驚くほど高いです。小さい姪ちゃんのために買いましたが、お試しで遊んでから買いました。興味をしめさなければ買うことはなかったと思います。
ブルジョワのかた、孫を喜ばしたいお爺さん、お婆さん、小さいお子様はハマるゲームです。姪ちゃんも遊びにくると、とりあえず1回は負けるとわかっていてもプレイします。
お財布が気になるかたは、いまは図書館で貸してくれたり、ボードゲームカフェやバーでお子様と遊んでみてから買っても遅くはありませんゾ。
にわとりの追いかけっこ どんなゲーム?
にわとりの追いかけっこを構成するパーツは3つ。1つ目は、にわとりさんとしっぽ。木材で作られており、しっかりヤスリをかけられてから塗装されているので、赤ちゃんの肌のようにすべすべ。♂と♀にわけられているのでしょうか。
赤い鼻の部分が外れました。接着剤でくっつけ直しました。
2つ目のパーツは、鶏や花、卵などいろいろなイラストが描かれた卵型のプレート。ぶ厚くまろみをおび、触り心地もしっとりやわらかい。遊び倒していますが、角はピンとしています。
最後のパーツは、ペンタゴンのような、いや八角形のパーツ。カンのいい読者さまであれば、ピンッときずかれたことでしょう。卵型のプレートと八角形のパーツに描かれているイラストが、おなじイラストだということに。ここに神経衰弱要素があるのです。
セッティング
卵型のプレートを円状に並べましょう。同じイラストが続かないように並べたほうが、ゲームはエキサイティングします。
卵型のプレートを円状に並べると、中央にぽっかりとスペースが空いていますね。
そこに八角形のパーツを裏側にして並べましょう。規則正しく並べたほうが覚えやすいです。ぐちゃと乱雑に並べると覚えるのに苦労し、ゲームを長く遊ぶことができます。
にわとりの数は4体。にわとりの追いかけっこは、2~4人でしか遊べません。無理やり自分でにわとりを作れば遊べる人数は増えるかも。
にわとりの初期位置は、だいたい時計でいえば、にわとりを0時におけば、ほかのにわとりは6時におくイメージで設置します。にわとりが3体の場合は、ベンツのエンブレムのように置くとよいでしょう。4体の場合は、0時、3時、6時、9時に置けば均等にゲームを開始できます。
にわとりを最初に動かすプレイヤーは、じゃんけんなどで決めてください。にわとりを動かすには、にわとりの前の卵型のプレートを確認しましょう。
中央に裏返された八角形のパーツがあります。そこから、にわとりの前と同じイラストが描かれている八角形のパーツをひっくり返し、同じイラストが描いてあれば、にわとりが1歩前進します。ここでは花が描かれた八角形のパーツをひっくり返すことができれば、にわとりが一歩前進。
イラストをあてることができれば、にわとりをもう1度動かすことができます。神経衰弱であてることができれば、もう1度プレイできるルールと同じです。
記憶力のいいにわとりはグングン加速してすすみ、記憶力がおぼろげなにわとりはその場で足ふみすることでしょう。
そして、このゲームを作った人が、なかなかイヤらしい人だったのでしょう。絶妙に覚えにくいイラストなんですよね。似ていないようで、似ていて、卵も割れたのから、料理したのまであり、虫も虫でいろいろな虫がおり、なかなかスンナリとは覚えられません。
他のにわとりに追いついたときはどうするのか?他プレイヤーのにわとりの前のイラストとおなじ八角形のパーツをめくります。
イラストが同じであれば、他プレイヤーのにわとりを飛ぶが如くピョンと追いこし、にわとりのしっぽを自分のものにできるのです。すべての他プレイヤーのにわとりを飛びこえ、全てのしっぽを手にいれたプレイーヤが勝者となりゲーム終了。
最初はにわとりをなかなか動いてくれません。なんども八角形のパーツをめくることで、少しずつ覚えていくと、にわとりがダチョウのように一気呵成に走りだします。
すべてのイラストを使うと、なかなか覚えられない。そんなかたは、イラストを減らし、プレイすることをオススメします。卵型のプレートと八角形のパーツを減らし遊びましょう。ただし卵型のプレートと八角形のパーツのイラストは対応している同じイラストのやつを残してくださいね。
ちいさい子どもと遊ぶと、一~二回目は勝つことがおおいです。
プレイ回数を重ねるごとに、頭が疲労を訴え、前回の記憶とプレイ中の記憶がダブり、なかなか覚えることができません。
ちいさい子どもは疲れしらず、頭の切り替えが早いのか、プレイ中の記憶をすぐに書き換え覚えていくではありませんか。
記憶力の切り替えの特訓にもなりますね、にわとりの追いかけっこは。
にわとりの追いかけっこで遊んだ感想【 まとめ 】
にわとりの追いかけっこは、にわとりを追いかける、逃がす神経衰弱ゲーム。記憶力を競うゲームです。
イラストを覚え、にわとりを動かし、他プレイヤーのにわとりに追いつき、しっぽを引き抜き、すべてのしっぽを集めたにわとりが勝者になります。
ルールは単純明快なので、ちいさいお子様でも遊ぶことができるでしょう。
丁寧に木材を加工して作られたにわとり、堅牢な紙で作られた丈夫でしっとりしたパーツ。2~3年遊んでも、角がピンとたっています。
丁寧に作られたパーツなので、お値段が。
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