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【 レビュー記事 】やまや めんたい高菜 200g しっかりと発酵させた奥ゆかしい風味の高菜によりそう焼きめんたい【 アレンジレシピあり 】

商品レビュー

この記事は、やまやのめんたい高菜200gを食べた感想を書いています。

高菜をしっかりと発酵・熟成させた奥ゆかしい香りと、ほんのりとした酸味があります。

焼きめんたいは、高菜の風味にプチッとよりそっています。

めんたい高菜の分量は200gです。想像よりもたっぷりとはいっていました。

博多の二大スターの競演をたっぷり堪能できます。

アレンジレシピとおおげさに書いていますが、基本は、めんたい高菜を炭水化物にいれたり、食材と混ぜるだけのお手軽レシピばかりです。

やまや めんたい高菜を食べた感想

高菜は、ふとい茎の部分から、ほそい葉の部分まではいっています。

茎と葉のどちらもいれていることで、シャリッとしたり、ポリッとしたり、フニッとしたりと食感の変化の妙をたのしめます。

かつての貿易港であった博多の港のように、にぎわいある食感です。

めんたい高菜の香りは、発酵した、わびしいような、しなびたような、お婆ちゃんが手でかき混ぜていたヌカ床のような酸っぱい香りです。

その酸っぱい香りは、日本人の郷愁を刺激します。

つぎにめんたい高菜と書かれていますが、分量的には、高菜めんたいです。割合としては、20対1ぐらいでしょうか。

めんたいの辛さはあまり感じません。忘れたころに、プチッと海の最小単位の旨味がはじけます。

唐辛子もいれられていますが、高菜の香りの隠し味ていどだと思いました。敏感なかたは、辛いと思うかもしれません、ご注意ください。

めんたい高菜は、まっとうに漬けられた高菜に、ほんのりと明太子をいれたお漬物です。

高菜好きにはタマラナイ漬物だと思います。

けれども、明太子好きには、モノタリナイと感じられるかもしれません。

明太子が少なければ、明太子をたせばいいじゃない。ヤマヤーントワネット。

焼かれていない蠱惑的な食感の明太子が、高菜に魔法をかけます。

ドレスを着せ、カボチャの馬車を用意するように、高菜の風味がひきだされます。辛さと酸味のバランスがよいです。

明太子成分が、少ないと感じられたかたは、明太子をたしましょう。

生のタラコを煮たものに、めんたい高菜をのせました。

濃いめの調味料で煮たタラコの味わいが、もっと濃くなります。

塩辛くなるというわけではなく、高菜の熟成させた香りと混ぜあわせると、タラコをも熟成させたように味わいが濃くなるのです。

やまや めんたい高菜は、生協で注文し、家までもってきてもらいました。

やまや めんたい高菜開封

めんたい高菜は、しっかりとした段ボールにいれられています。

チープな印象はなく、高菜好きさんのおみやげにピッタリではと思いました。

開封さえしなければ、賞味期限は3~4カ月あります。

ぶ厚めのビニール袋にしっかりといれられています。

パスタソースやカレーのレトルト食品ほど、どっぷりとした重みです。

めんたい高菜のアレンジレシピ

日本の農家さんたちが作りあげた芸術的に白く蠱惑的に甘い白米と、九州の土地が育み熟成させためんたい高菜の相性は滅法界よいです。

白米の甘さと高菜の酸味と風味が混ざりあい、宮沢賢治ではありませんが、めんたい高菜があれば白米二合は食べられそうな気に。

そして、たまに爆ぜるめんたいの旨味が心地よいです。めんたいと白米の相性がよいことは言うまでもありませんね。

ちなみに、めんたい高菜には、ゴマの風味がよくあいます。いったゴマをふりかけたり、ゴマ油をふりかけると、味わいを変化させられます。

辛さがほしいひとは、ラー油をいれるのもよいでしょう。高菜の風味は、ラー油の辛さを葉にくるみ、旨味へと昇華させます。

ぼくは、めんたい高菜オニギリが好きなんだな。

おもわず、どこかの大将のマネをしたくなるほど、しみじみとうまいオニギリです。

高菜の風味と酸味は、どことなく中華感もあります。

また、ゴマ油の相性もよいです。軽快さはなくなりますが、奥ゆかしい味のチャーハンになります。

お好みでチリメンジャコや梅などをくわえるのもよいでしょう。

めんたいと鶏卵のダブル卵チャーハンを作れます。

めんたい高菜をお粥にいれました。

熱をくわえると、高菜の香りと風味がふくらみ、酸味がゆるみます。

ゴマ油やラー油をまわしいれると、中華粥のような風味になります。お好みで豚肉や鶏肉などをいれるのもよいでしょう。栄養満点のお粥を作れます。

めんたい高菜をお茶漬けにいれました。

あっさりめのお茶漬けが好きなひとには合わないと思います。

高菜の酸味が、お椀のすみずみまでひろがり、めんたいが浮遊しており、味わいぶかい趣のあるお茶漬け。

温かいうどんに、めんたい高菜と揚げたゴボウとレンコンをトッピング。

こうばしい滋味ある香りのゴボウとレンコンが陽とすれば、高菜のしなびた香りは陰。

器のなかで陽と陰が混ざりあいます。

うどんの甘味、ゴボウの食感、高菜の酸味の三本の矢をたのしんでいると、アッというまに器が空になります。

もちろん、めんたい高菜をゆでた麺にのせるだけでも十分においしゅうございます。

濃いラーメンのスープの箸休めにもなります、めんたい高菜は。

地元のひとは、あまり食べないと聞いたことのある焼きラーメンとの相性もよいです。

めんたい高菜と紅生姜の酸味は、焼きラーメンの味をこざっぱりとしたものにしてくれます。

酸味のおかげで、たっぷりの麺をすすれそうです、なおカロリーは。

めんたい高菜は、パスタとの相性もよいです。

パスタをゆでているあいだに、ゴマ油をひいたフライパンでめんたい高菜を焼き(強火で焼くとめんたいが爆ぜるのでご注意を)すこしだけ醤油をたらしこみ焦がします。

お好みでバターをいれたのち、ゆでたパスタをいれ混ぜあわせましょう。

シルクロードが、博多までのび、ローマと博多の邂逅。

お好みでニンニクや唐辛子をいれてください。もっと味が濃くにぎやかになります。

卵焼き

こちらは、やまやさんご提案のレシピです。

安心してお試しください。

卵の栄養満点の旨味が、浮かびあがるレシピです。

ギョウザ

高菜の熟成された酸味は、豚肉や鶏肉との相性がよいです。

温められた高菜の酸味は、肉の旨味と混ざり溶けあい、なにやら秘伝の調味料をいれたような味わい深いギョウザを作れます。

高菜の酸味と風味をいかすのであれば、野菜だけでもギョウザを作れます。

ワンタンの具にもなります。

おそうざい

大根の一夜漬けにめんたい高菜を混ぜたもの。

大根の一夜漬けが、まるで沢庵のようにしなびた香りと風味をまとい、ちいさい淡い赤い粒がはぜる瀟洒な漬物に変身します。

お揚げを切ったものをゆで、めんたい高菜を混ぜあわせました。

お好みでゴマ油やゴマをふりかけてください。また、七味をふるのもよいです。

お揚げの油と肉感は、高菜の風味につつまれお肉のようにも感じられる乙な一品です。

キュウリを叩き、ゴマ油をいれたフライパンで焼きます。めんたい高菜もくわえ混ぜあわせました。

お好みで唐辛子をくわえてください。

最後にゴマ油をかけまわし盛りつけます。

キュウリの清潔なお汁と高菜の熟成された香りの対比がたのしいです。淡泊すぎるキュウリが、中華料理のように艶やかな味わいになります。

めんたい高菜をきんぴらごぼうにくわえました。

高菜の葉が、ゴボウやニンジンにまとわりつき柔らかい膜を作っています。

柔らかさのあとに、ボリッとした痛快な食感をたのしめます。

醤油や酒だけでは決してだせない味わいがあるのは、高菜の風味のおかげでしょうか。

めんたい高菜を納豆にくわえると、納豆のゆるりと沈みこむような香りが濃くなります。

ぬるりとした食感のなかに、ポリッとした軽快な音が響きました。

個人的には、混ぜる必要はないと思います。

もしかしたら、納豆嫌いで高菜好きな人が、栄養満点の納豆を食べられるようになるかも。

やまやのめんたい高菜を食べた感想【 まとめ 】

やまえのめんたい高菜は、樽などでしっかりと熟成されたであろう、ふわりとした酸味を感じられるお漬物です。

めんたいは、はいっています。たまに、ひょっこりと海の旨味がはじけます。

高菜にめんたいをいれたお漬物です。めんたいが好きなひとは、ものたりないと感じられるかもしれません。

めんたい高菜は、米から麺、卵などなど色々な食材とあわせやすいです。

だれもがトリコになる高菜とめんたいこ、たっぷり200gもあります。

やまやのめんたい高菜は生協で注文しました。

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