この記事は、【 コストコ 】の商品、レトルト タイカレー&ガパオセットを食べた感想を書いています。
パウチを湯煎しオープンするだけで、お皿のうえがタイの空気になりました。まさにパウチのなかは、タイの台所でした。
グリーンカレー×2袋、ガバオ×2袋、イエローカレーとマッサンカレーが1袋セットになっています。お値段は1,400円ほど、一食200円ちょいですね。
タイカレー&ガパオセットの紹介
タイから直輸入されています。6食で1,400円ほど、スーパーで売られているタイカレーのレトルトと比べると、なんとお安いことでしょうか。
それでいて味は、まさに本格タイカレー&ガパオセットの味。あっ、ちなみにタイに行ったことも、海外に行ったこともありません。日本にあるタイ料理のカレーを食べたことがあるだけの人間です。そしてガパオとマッサマンカレーいう料理にいたっては、このレトルではじめて食べたました。そんな人間がレビューしています。
背面には、カレーとガパオごとに、材料がズラッと列挙されています。
ガパオには調味料が使われていますが、カレーには調味料を使うことなく、スパイスだけですね。このあたりが、本格的なカレーの味に繋がっているのかもしれません。
カパッと上をあけると、きちんと並べられていれられている銀色のパウチ。パウチといえば、なぜ銀色ばかりなのでしょうかね。
パウチの中央に黒文字でちいさくカレーの種類の名前を書いています。もう少し文字は、でかくてもエエんやでと思いました。
タイカレー&ガパオの調理方法
調理方法は二つ。お湯で温めるか、電子レンジで温めるかです。電子レンジで温めるときは、電子レンジに対応している器にいれてから温めましょうね。
五分ほどお湯で温めました。
熱くなっておりますので、素手ではもたないほうがよいでしょう。切れ目があるのですか、すこしひ弱な男性のボクチャンはあけるのに苦労しました。すなおにハサミを使ったほうが開けやすかったです。
タイカレー&ガパオの実食レビュー
グリーンカレー
グリーンカレーを開封したところ、ここまでシャバシャバとは思いませんでした。スープたっぷりです。深さのある容器を使うことをオススメします。あわやの大参事になるところでした。
葉っぱが、はいっているからグリーンカレーなのでしょうか?この葉っぱはなんぞや?カフィアライムリーフ、和名では、コブミカン。和名だとめちゃくちゃダサいですね。葉っぱは食べるものではありませんよ。堅くて食べれたものではありませんでした。
ココナッツミルクのあまい香りがしており、そこにさっぱりとした淡い清涼な香りがしています。辛さは4と表示されているグリーンカレー。そんなに辛そうな香りはしていません。
ひとくちスープをすすってみると、ココナッツミルクの甘いコクのなかに、さまざまな香辛料と柑橘系の爽やかな風味と酸味があります。ココナッツミルクが苦手でなければ、おいしいスープです。辛さは2テンポぐらい遅れて頭皮に汗をかきます。
具にはスープの味が染みこんだフクロタケのこりっとした食感。そしてチキンがはいっていますが、このチキンがしみじみと涙がでそうなぐらいマズイ。パサパサ、ボソボソ、2cmほどとでかいだけに、ボソボソ感が持続します。これなら、チキンをいれないほうがマシじゃない、と考えるほどマズイ鶏肉。
カレー系は、スープがおおく、野菜やお肉などを追加するとよさそうです。いなばのタイカレー缶もありますが、あちらはスープが少ないので、材料を追加しにくいです。こちらのタイカレーセットはスープがたっぷりなので、材料を追加しやすいように思います。鶏肉は放りだし、あたらしい鶏肉をいれることを、吾輩つよく推奨しますゾ。
グリーンカレーは麺類、とくに細い麺との相性がよいです。ソーメンとは、とくにミートしますね。暑い日に、熱い国からやってきたグリーンカレーとあわせてみるのは如何。
イエローカレー
イエローと赤の中間の色をしているイエローカレー。
ココナッツミルクと野菜の甘い香り。食べてみた感じ、ちょっとしたマイルドなお酢のような酸味を感じました。香辛料の辛さはすくなく、ほどよい豊かな風味を愉しめます。辛さは2と表示されており、辛いカレーが苦手な人でも食べることができるでしょう。ホロリと崩れるクルトンほどの大きさのジャガイモがはいっています。そして、れいの、鶏肉です。
さっぱりとしており、暑くジュクジュクとした日本の気候でも食べやすいといえます。
マッサマンカレー
マッサマンカレー、はじめて聞きました。NHKの朝の連続ドラマ、ウイスキー造りのお嫁さんでしょうか。
ゲーン・マッサマン(タイ語: แกงมัสมั่น、kaeng matsaman)は、タイ王国に起源を持つゲーン(タイカレー)である。マッサマンカレーとも呼ばれる。ある説によると、アユタヤ王朝を16世紀に訪れたペルシアの使者や貿易商の影響を受け、タイ中部で生まれたとされる[1][2]。また別の説では、タイ南部を訪れたアラブ人の貿易商人が起源だとされる[3]。
引用元:Wikipedia
赤色をしており、おいおいコレは辛そうだなと思われるでしょうが、マッサマンカレーの辛さは2でございます。
ココナッツミルクの香りに、ナッツのペーストのような甘い香りを感じました。すすってみると、辛いというより、甘い、ナッツのクリミーな甘さです。甘さもペチャッとした甘さではなく、香辛料が効いた、角がピキピキとたった甘さ。食べ終わったあとは、酸を感じる香辛料の香りが、お口をさっぱりとさせてくれます。
クリーミーなカレースープに、コロコロとしたナッツの食感に変化を与えてくれました。鶏肉は、まぁ、うん。
ガパオ
ガパオのスープは粘度があります。鶏肉のミンチがゴロゴロしており、くたっとなった青い葉が見えるでしょう。タイの鶏ミートソースといった見た目をしています。イラストには、目玉焼きがのせられていたので、目玉焼きをのせました。
鶏肉たっぷりだなとゲンナリしましたが、ミンチになっている鶏肉は食べれます、それでもボソボソしていますが、ボソボソ感、それがガパオの辛さにミートするのです。
香りはなんでしょうか、眼につーんとくる唐辛子の香り、それを引き立てる数々のスパイシーな香りを感じます。粘液の弱い人は、むせるほど、ツンツンとくる刺激的でスパイシーで辛い香りです。
食べた瞬間から、辛いとなります。瞬間着火です。カッと頭皮とホッペに一瞬に汗がふきでます。
いろいろと爽やかな香辛料の香りや、酸味はあるのですが、辛さのまえにすべてがフッ飛びました。
ボソボソした鶏ミンチを食べていると、シャリシャリとした異物感を歯に感じたのですよ。なんだろうか、これと思い見てみると、ミジン切りにされた細かい唐辛子でした。唐辛子を食べているのですから、それはそれは辛いガパオ。辛さ表示5のガパオです。辛さ4のグリーンカレーと比べると、三倍ぐらいの辛さの差があるように思いました。
ガパオは麺と食べるほうがよかったですね。パスタや焼そばなどがミートすると思います。
レトルト タイカレー&ガパオセットを食べた感想【 まとめ 】
6食、1,400円ほど、タイから直輸入。温めて器にいれるだけで、本格的なタイカレー&ガパオを食べることができます。
自然な食材から丁寧に作られた印象のタイカレーでした。カレー系はスープがたっぷりです。いろいろと野菜やお肉を追加することができます。あっ、お肉で思い出しました、カレー系に、はいっている鶏肉はボソボソでおいしくないです。
ガパオはかなりの辛さ。辛いのが苦手なひとは、食べるのをためらうほどの辛さです。
タイカレー好きには、自信をもってオススメできるレトルトセット。鶏肉をのぞく。
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