この記事は、ローンウルフ ジン ミニチュア ギフトパックを見て、飲みレビューしている記事です。ローンウルフジンの4種類の味を確認できるギフトパックになります。
ローンウルフジンは、ジンのなかでも特徴のある香りと風味です。買う前に少量づつ香りと風味を確認できるのは嬉しいです。
またクールで美麗なパッケージは、お酒好きさんギフトにぴったりでしょう。若者むけのイラストです。
問題点もあります。4つのローンウルフジンの味は確認できるのですが、1つのお酒の量は少なく、リキュールグラスに2杯あるかどうかです。
ローンウルフ ジン ミニチュア ギフトパックの特徴
ローンウルフジンのイラストの顔半分が描かれた箱。目力を感じますね。よくみると、折りまがったところに鼻も描かれていますね。
観察力のある読者さんであれば、青から黄色、緑、オレンジに色がかわっているのに気づかれたことでしょう。鈍感なわたしなどは、まったく、チッとも、ネバー気づきませんでした。
狼といえば、白色か灰色のイメージですが、オリジナルは青色を基調に描かれています。
オリジナルの味は、別記事に書きました。この記事では、レモンとライム、ピーチについて書いています。
4種類の味を確認しました。1番清涼で苦くクセがあるのがオリジナルです。
キッチリとしっかりと密閉されている箱です。すこし開けにくいほど、キッチリ密閉されています。貝の口が開くように、パカッと箱を開けました。
青、トラのように黄色、苔むしたような深緑、赤みがかった桃色の狼が描かれた小さいボトルがハマっています。色に対応するように、小瓶がいれられており、そのための色わけだったのか、と感心させられました。
背面には、4種類のジンの説明が書かれています。レモン味、ライム味、桃味を想像してもらえば間違いない香りと風味のジンです。
左側には英語でいろいろ書かれていますね。要約してみます。すぐれた私たちの仕事、ローンウルフジンから飲むのが最適です。そしてローンウルフジンを使い、ワイルドなカクテルをクリエイトし見せてください、だと思います。
瓶の内容量は50mlです。200mlほどあれば、このギフトパック。強く激烈にプッシュするのですが、50mlが4本では箱がお洒落だとしても、すこし高い気がします。
ローンウルフジンのステンレスタンブラーに、すっぱりハマるほど小さい瓶。
ローンウルフジン700mlの4,000円ほど、ギフトパックの値段も4,000円ほどです。
4つのローンウルフジンの風味と味を確認できるのが、ギフトパックのオススメポイントだと思います。クセのあるローンウルフジンでも、50mlであれば、飲みきることができるでしょう、たぶん。
50mlの瓶はちいさいです。それがメリットになることもあります。ジンやウォッカを冷凍してから飲むと、液体がトロンとし、風味が角たつのです。キュッと冷えたスピリットを一口飲むと、強烈なキック感を舌やノドチンコ、食道、胃で愉しめるのです。
ただ冷凍庫に700mlの瓶をいれるのは邪魔ですよね。そこでローンウルフジンの小さい瓶にいれ冷やすとよいのです。冷凍のスピリットを50mlも飲めば、ガツンとくるスピリットの衝撃を楽しめます。
さらに色わけもしているので、いろいろな種類のジンをいれても、透明なお酒でも見分けがつくのです。
小さい瓶を冷凍庫に1日以上放りこみ、キンキンに冷やしてから、ローンウルフジンの味見をしました。
さっそくギフトパックを味わってみましょう。小さい瓶のフタをひねって、あれ、ひねって。小さい瓶のフタは、めちゃくちゃ開けにくい、ひねりにくいです。タオルかなにか滑らないものを用意しましょう。
飲みやすいと感じた順にレビューしています。
CLOUDY LEMON GIN
曇りレモン?不思議な名前だなと思っていました。冷凍庫から冷やした液体をリキュールグラスに注ぐと、たしかに曇っているじゃありませんか。
香りを確認してみましょう。野生で生活する狼の呼吸のように、レモンの香りが活き活きとフレッシュに息づいていますね。
口に含んでみましょう。レモンの果肉の酸味と、レモン皮の白い部分の苦味をストレートに味わえる。ジンにレモンを搾りこんだような味。シンプルに爽やかで清潔で飲みやすいです。
飲みやすいですが、これ、お手頃価格のクセのないドライジンにレモンを搾ることで、この味になるのではと考えました。飲みやすいでが、飲みやすい、ただその一言につきるお味のCLOUDY LEMON GINです。
PEACH&PASSION FRUIT GIN
PEACH&PASSION FRUIT GIN。桃と情熱とフルーツではないと思います。パッションフルーツのことだと思われます。香りと風味にも南国系が顔をだしています。
ワインのロゼやピンクシャンパンのような桃色をしていますね。桃色をしているジンは非常に珍しいです。女性ウケしそうな色とも言えますね。
グレープフルーツの果肉を搾った香りと、パッションフルーツの種のまわりにある、黄色くヌラヌラしている清々しい香りがしています。
口に含み、香りと味を確認してみましょう。フルーティー。南国系の果実のさらりとした風味がしています。ほどよい甘さであり、ベトッとした甘さではありません。30メートルぐらい離れた果実から漂うような香りと風味の距離感です。
フルーティーのなかにも、一寸法師がチクリとやる苦味はすこしあり、その苦味が爽快感を演出している。
お尻の部分だけ少し赤く、あまり熟れていない白桃の香りが、口のなかに残る。
飲みやすいのは、レモン。しかし特別な香りと風味、ひとの記憶に残るのは桃だろう。
CACTUS&LINE GIN
CACTUS&LINE GINの色は、無色透明。さてさて、ライムはわかります。CACTUSとは、なんぞや。
CACTUSとは、サボテンのことのようです。ライムとサボテンの花、種をいれて作ったと背面に書かれています。
香りを確認してみましょう。緑色のライムの皮が柔らかくなり、果肉が熟れ、じゅくじゅくになった果肉を搾ったような芳醇、鮮烈なライムの香り。ライムとはちがったドッシリとした苦味、これがサボテンの香りなのでしょうか。サボテンの花も種の風味も知らないので判断できませんが。
口に含んでみましょう。まろみ、とろり、トロンとした飲み口。ライムの酸味もツンツンしておらず、ほどよい酸味。骨太の苦味が舌を洗ってくれます。
まろやかな口当たり、ほどよい酸味と骨太の苦味、最後に花が咲いたかのような華やかな香りが、鼻に抜けます。華やか香り、これがサボテンの花の香りなのでしょうか?あなたはサボテンの花の香りを知っていますか?
ジンにライムを搾りこんだだけでは、この香りと味にはならないでしょう。サボテンをいれることで骨太の苦味と華やかな香りを演出している、のかもしれません。
オリジナルの味の確認はコチラへ。
ローンウルフジン ミニチュア ギフトパックを飲んだ感想【 まとめ 】
ローンウルフジン ミニチュア ギフトパックのパッケージはお洒落でクール。若者にウケるデザインです。
ミニチュアと書いているだけあり、瓶の内容量は50ml。リキュールグラス2杯分ほどです。50mlが4本。つまり200mlで4,000円ほど。なかなか割高の商品となっております。
4種類の味を確認することができます。ローンウルフジンは、クセのある味がおおいので、700ml瓶を買う前に確認でき、700ml瓶を買ってしまい「あかん、この味と風味苦手で飲みきれない」となることがありません。50mlであれば、飲みきることができると思います。
クールな狼が描かれた小瓶。わが家では、スピリットをいれ冷凍庫で冷やしています。冷凍された50mlのスピリットを飲むと、頭がピンシャンするのです。50mlだとあまり酔わないので大変重宝しています。
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