この記事は、コープ(宝幸)の旨さしびれる花椒ソースを食べた感想を書いている記事です。
しっかりと、酸っぱいような、シビれるような花椒特有の刺激をしっかりと舌で実感できます。
ナッツやゴマなどがいれあれており、ソースというよりも、食べるラー油にちかい調味料です。
花椒のパンチの効いた爽快なシビれとツーンとくる酸っぱい辛みを堪能できます。
いろいろな食材にのっける、かけるだけで、味わいが本格中華になります。

重量はたっぷり80g。価格は税込354円。ふたを開けなければ賞味期間は1年です。
ふたを開けたあとは冷蔵庫で保管してください。
旨さしびれる花椒ソースは生協で注文しておけば、おうちまで運んできてくれます。
いそがしくて買い物にいくヒマのないひとも、シビれる辛さ、爽快な旨さを楽しめます。

旨さしびれる花椒ソース 実食レビュー

パッと見ただけでは、花椒の殻は見えません。
よくよく見ると、乾燥しまるで煎ったような黒い花椒の殻を見つけられました。
さらりとした油から、目に飛びこんでくるような痛烈な辛味成分が放出されています。
鼻の粘膜が、この刺激は、いま目のまで花椒をすったような活きた香りダと主張しています。
口のなかに花椒ソースをいれると、まずは油の粘度がぺちょりと舌をおおいました。
油そのものにも、花椒の酸味と辛みはしみだしており、ラー油のような心地よい刺激あり。
息をすいこむと、歯と歯のすきまを赤く酸っぱく、爽やかに辛い烈風がとおりすぎていきます。
口中の汚れを一掃するような、花椒の苛烈な刺激。花椒の殻を噛んだような、強烈なキック感ともいえる辛味のビッグバンが口中で炸裂します。
ずるずるとあとを引くような辛さではなく、すぱッとキレがよくあとくされのない潔い辛さです。
もしかしたら、粉末状の唐辛子によく似たシャープな辛味もあるように感じました。
煎ったナッツ、おそらくアーモンドをくだいたものの食感があります。オイルにはいっていても、ぽりッとした木の実の食感を維持していました。
あと細かく砕いた落花生のような食感もあるように感じました。けれども、落花生はいれられていないようです。
あとはゴマを煎った香りと食感があります。しゃりしゃりとした硬質的な歯ざわり。
XOジャンやオイスターソース、ウスターソースなどによく似た味わいを混合したような、重厚で肉厚で複合的な味わいもあります。
花椒の刺激と辛さを感じたあとに、じわじわと旨みがひろがるタイプの調味料です。
旨さしびれる花椒ソースは、食べるラー油タイプの調味料です。
つまり、なにかに、のっける、かけるだけで、料理が辛くなり、味わいが濃くなります。
さらに花椒の刺激的な香りが充満している調味料です。なので、のっけるだけで、中国の辛い地方の量感がまします。
アレンジレシピと書いています。けれども、基本はのっける、かける、混ぜるだけ。
それだけで料理が本格的になり、十二分においしくなります。
旨さしびれる花椒ソース アレンジレシピ
麻婆豆腐

麻婆豆腐の素がなくても、旨さしびれる花椒ソースがあれば、花椒の酸味と辛みをばしッと効かせた麻婆豆腐を作れます。
ニンニクとネギを弱火でいため、香りをひきたてます。お好みで肉をくわえるのもよいでしょう。
そして、水切りした豆腐をフライパンにくわえ、たっぷりの旨さしびれる花椒ソースとお好みで中華だしの素少々、さらに醤油や日本酒をくわえ強火であおります。
そして、水でといたかたくり粉をまわしいれ、1分ほど煮つめれば麻婆豆腐の出来上がりです。
花椒の香りは、火を通したほうが、目と花の粘膜につーんッときます。辛味はややゆるんでいるように思いました。
辛さと酸味、シビレ具合は、旨さしびれる花椒ソースをいれる量で調整してください。
麻婆茄子

ニンニクと青ネギをゴマ油でいため、塩をふり水分を抜いた茄子を弱火でじわじわと焼きます。
そして、お箸で持つのが困難にかんじられるほどに、ちゅるちゅるになった茄子に旨さしびれる花椒ソースをかければ出来上がりです。
柔らかい茄子と油の相性がよいことはいうまでもありませんよね。そして、甘い茄子の果肉と赤く辛い花椒と、勃起するナッツの食感。三つの味覚をどうじに味わえます。
バンバンジー

鶏を蒸して、きゅうりを切って、旨さしびれる花椒ソースをかける、はい、バンバンジーのできあがりです。
かんたんすぎる、ですって。では、香りのよいゴマ油をふりかけるとさらに味わいがグッドなものになります。ポン酢をかけまわしいれるのもよいでしょう。ゴマだれもグッドですぞ。
暑い日にできるだけ火をつかわずに、それでいて花椒の辛さが汗をぬぐいさってくれる一皿です。
きゅうり

きゅうりに塩をふりかけ、すこし汗をかかせておきます。そして、きゅうりをぎゅッとしぼり、旨さしびれる花椒ソースと混ぜあわせました。
香りのよいゴマ油をくわえるとさらに味わいが、にぎやかに豊かな、中華らしくなります。
きゅうりがポリっと音をたてるたびに、花椒の酸味が飛び、爽やかな辛さが至純な液体にのり口のなかにほとばしります。食欲がなくても食べやすい一品んです。
もやし

鶏の皮をゆっくりと炒めます。そして、しみでた油でもやしを炒めます。
最後に、旨さしびれる花椒ソースをたっぷりといれました。
鶏の皮ともやし、どちらもお安い食材です。けれども、ちょいとテマと旨さしびれる花椒ソースをいれるだけで、瀟洒な中華料理屋さんで提供されるような粋な一品になります。
納豆

納豆に旨さしびれる花椒ソース、いけちゃうんです。
納豆の陰な匂いが、からりと晴れた洗濯日和のように明るくハレバレとした香りになります。
ただし、辛さはつよくなります。その花椒の辛さと酸味、シビレのおかげで、納豆がもつ滋味が強くなっているように感じられるのです。
チャーハン

いつものようにチャーハンをつくり、さいごに旨さしびれる花椒ソースをくわえます。
醤油など香りの強い調味料はひかえめにしたほうが、きりッと男前な辛さになります。
辛党がよろこぶ洗練された辛味をもつチャーハンになりました。辛味があると、チャーハンがパラパラになっているように舌が錯覚する気がします。
麺

ミンチ肉さえあれば、なんだか中華料理っぽいミンチを作れます。
さらに、ニンニクとネギ、ニラなどオーソドックスな野菜があれば、さらに中華感がますでしょう。
旨さしびれる花椒ソースが、中華らしさをひきだし、かもしだしてくれます。
しっかりと中華の香辛料の息吹。そして、ナッツとゴマの食感を実感できます。

旨さしびれる花椒ソースを麺にのっける、かける、混ぜるだけで、辛さがたまらない麺になります。

辛さは、旨さしびれる花椒ソースをのっける量で調整してください。
白い麺と赤い辛味の相性は滅法界よいものです。
いろいろな麺を食べるのが、たのしくなる旨さしびれる花椒ソース。
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