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【 レビュー記事 】CO-OP生協のエスニックなレトルトカレーを食べくらべた 辛さ控えめ エスニックカレー初心者でも安心して風味を感じ食べられるレトルトカレーたち

商品レビュー

この記事は、CO-OP生協のエスニックなレトルトカレー4種類を食べた感想を書いています。

  • キーマカレー
  • バターチキンカレー
  • ほうれん草とチキンのカレー
  • 3種のきのこカレー

食べたレトルトカレーは、上記の4つです。

辛さは控えめ。辛さの上限は中辛ほど。辛いというよりも、甘いと感じたカレーもありました。

突きささるようなスパイスの刺激もなく、エスニックカレー初心者でも安心してエスニックな風味を感じとれ、パクパクと食べられるレトルトカレーです。

言いかえればスパイシーさと辛さに乏しいレトルトカレーたちといえます。

しかしですね、一食のレトルトカレーのお値段は税抜き100円(2024年時)以下です。

この価格でエスニックの片鱗をかんじとれ、さらにノーマル、中庸と言いたくなる味つけです。

いろいろな食材や調味料とあわせやすいです。

ガラムマサラをふったり、一味をふったり、タバスコをふったり、お好みのお肉や食材を追加でいれお家でお好みのエスニックなカレーをたのしんでください。

レトルトカレーは、湯煎、もしくは電子レンジで調理できます。

レトルトカレーは、すべて湯煎にて調理しました。できるだけ同じ温度、火力で調理しましたが、誤差はあると思います。

キーマカレー

ひき肉たっぷり。とろみと色は日本のカレーにちかいように感じます。

バター、もしくはギーでスパイスをいため、牛乳をくわえのばし、ココナッツオイルのような風味も少し感じられる甘いエスニックな香りです。

とろりとしたスープの口当たりは柔らかいです。トロリとしており、乳製品の甘味と旨みがひろがります。

1cmほどの鶏肉。胸肉をこまかく切りやわらかく煮たような食感です。しっかりとスパイスの香りと風味がまとわりついている鶏肉です。

舌とノドチンコに線香花火が跳ねるようなピリッとしたHOTな刺激があります。

香辛料の刺激が、ダイレクトに舌にとどきます。ターメリックやジンジャー、そして唐辛子的な刺激です。

その刺激のおかげで、カレーのスープが甘すぎると感じません。辛さが落ちつくと、つぎは甘味がじわりと広がります。

甘いと辛いのシーソーゲーム。しばらくたつと、カッパのお皿をのせている部分にじんわりと汗をかく、それほどの薬効成分がありました。

バターチキンカレー

エビやカニを煮こんで作ったソースのような色のバターチキンカレー。

もちろん香りは魚介類ではなく、バターの香りが皿の上にむんむんと漂っています。

スパイシーな香りはなく、エスニックというよりも洋風な印象です。

さらさらとしたルーです。さらりとスプーンから流れていきます。

バターと牛乳を混ぜあわせ、そこに辛みのない香辛料をいれ風味をととのえたルーです。

甘いルーを飲みこんだ瞬間に、パッと一瞬だけ辛味を感じます。黒胡椒三分の一ほどの刺激です。

バターのコクや風味、甘味はしっかりと感じられます。けれども、ほんのちょっびとの辛味のおかげか、甘すぎるとは感じません。

ルーを飲んでも、食べていても疲れない甘さと風味です。エスニックなカレーが苦手なひとでも食べやすいカレーだと思いました。

鶏肉もはいっています、はいっていると言うよりも、漂っています。見つけられたらラッキー、今日一日いいことがあるそんな鶏肉です。

ほうれん草とチキンのカレー

ほうれん草をたっぷりと入れたであろう色のカレー。

ほうれん草の香りは控えめ、ほうれん草にある苦味もほとんどありません。

カレーといえばの香りもあまりありません。

ほうれん草が苦手なひとでも食べられるかもしれないカレーだと思いました。

スプーンですくうと、とろりと崩れおちる粘度です。

ルーの表面はカレー粉をまぶしたようにザラりとしています。

はじめのうちは、ほんのりとした野菜の甘味を感じます。甘味がひくと、じわじわとシンプルなカレー粉の辛味と風味を感じました。

食べおわったあとに、すこしだけノドがひりひりとするほどの辛味です。

ほうれん草の香りと風味、苦味がなく、すこし辛いカレーです。野菜をたっぷり食べられる青汁のようなカレー。

3種のきのこカレー

ゆるめのトロみがついており、爽やかな香草をまぶしたように少し酸っぱい香りのカレー。

3種類と書かれています。食べた印象としては、エリンギのふにぅとした食感は見つけられました。

あと、ふたつのキノコの食感は。

タマネギを狐色になるまで炒めた甘味。その甘味と混ぜあわせた香辛料の風味が、ルーぜんたいに広がっています。

ルーには、醸造したお酢と柑橘類、爽やかな香草的を混ぜあわせたような隠し酸味があります。

ちくりとした酸味のおかげで、さっぱりと食べられるカレーです。暑く湿度の高い日でも食べやすいカレーだと思いました。

肌についた薄い汗の膜をとりさってくれる、ほんのりとした辛さと薬効成分は感じられました。

CO-OP生協のエスニックなレトルトカレーを食べた感想【 まとめ 】

CO-OP生協のエスニックなレトルトカレーの辛さはひかえです。

尖ったスパイスの香りもありません。エスニックなカレーの雰囲気は感じられます。

ただ、本格的なエスニックカレーというよりも、日本人の舌にあわせたエスニックなカレーです。

エスニックの一端にふれられます。ほどよい辛さです。辛いカレーが苦手なひとでもギリギリ食べられる辛さだと思います。

いろいろとアレンジしやすい風味と香りです。さまざまな調味料をいれ辛くしたり、スパイシーにしたり、肉や食材をくわえお好みのエスニックなカレーをお家でたのしめます。

レトルトカレー1食のお値段は100円以下(税抜き)。

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