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【再現レシピ】あたりまえのぜひたく。焼肉のタレ りんご果汁を利用したシンプルな焼肉のタレ あとから味わい調整可能

料理

あたりまえのぜひたく。に登場する、焼肉のタレを作り食べた感想を書いている記事です。

りんごの果汁を利用したシンプルな焼肉のタレです。

りんごと生姜の皮、にんにく、醤油、日本酒とご家庭にある材料でつくれます。

作り方をかんたんに説明すると、りんごをすりおろす、りんごの果汁をしぼる、りんごの果汁と生姜の皮を火にかける、最後に醤油と日本酒をくわえ味をととのえるです。

魔法のような化学の調味料がはいりこむ余地がないほど単純にして厳選された材料群。

醤油とにんにく、日本酒をくわえなければ、ジンジャエールの素にもなります。

炭酸水で割れば、りんごの風味が爽やかで、ぴりッとした刺激的な生姜の辛さがある爽快な飲み物になります。

ちなみに、作者であるきくち正太さんは、ジンをいれるのを好むそうです。

コーラとラムにいれても、とても美味しいです。

リンゴとジンジャーの味をクラフトしたようなコーク味になります。

あたりまえのぜひたく。焼肉のタレ 調理工程

りんごを切り、種をとりましょう。

皮ごとすりおろしたほうが、風味がつよくなる、ような気がします。

がんばってりんごをすりおろしましょう。おそらくこの調理工程が、もっともしんどいです。

すりおろしたりんごを布巾などにいれ、しっかりと果汁をしぼりだしましょう。

弱火から中火にかけ、りんごのアクをすくい、生姜の皮をくわえ果汁の量が半分ほどになるまで煮ます。

生姜の皮の量は辛いの好きなひとはたっぷり。辛いのが苦手なひとはすこしだけいれてください。

また、どれだけりんごを煮つめるかで、タレの味わいの濃淡がきまります。ときどき味見をしつつ煮つめたほうが、あなた好みの味わいになります。

ここで果汁だけをとりわけておけば、リンゴジンジャエールを作れる原液になります。

りんご果汁の味わいをきめたあとは、にんにくをつぶしたものをくわえてください。

つぎに醤油をくわえていきます。

味を確認しつつ少しづつ醤油を加えたほうが味つけに失敗しません。

にんにくと醤油をくわえ5分ほど煮ましょう。

最後に、生姜とにんにくをザルでこせば焼肉のタレの出来上がりです。

完成といっても、シンプルな焼肉のタレです。

ここから生姜をくわえたり、ワインをくわえたりし味わいを強く味を調整します。

しぼりかすのリンゴやニンニクを出来上がった焼肉のタレに加えなおすと味に厚みがでるでしょう。

ニンニクやすりおろしたゴマやクルミ、辛い調味料や味噌などなど、お好みの素材をくわえ自分ごのみの焼肉のタレを組みたてる愉悦は、一生の趣味になります。

焼肉のタレの使い方

鶏肉

焼肉のタレに生姜をくわえます。

たっぷりの生姜をくわえたほうが、味わいが深くなります。作中では編集者が驚くほどの量をいれていました。

たっぷりの生姜をいれても、生姜の辛い成分を赤いりんごの風味が包みこみ、生姜の風味を旨味に転化してくれています。

ですので、たっぷりの生姜をいれたほうが、鶏肉が美味しくなります、確実に。

つぎに鶏肉を皮から弱火で焼きます。

鶏の脂を抽出しつつ揚げるイメージです。

焼きめがついたらひっくりかえし焼きます。

鶏肉のなかまで火をとおしたら、フライパンからとりだします。

そして、鶏肉を食べやすい大きさに切りわけてください。

そして、中火に火力をあげたフライパンにもどします。

そして、焼肉のタレを一気にフライパンにくわえます。

すこし焼肉のタレの量が、多かったように思いました。

水分を飛ばせば出来上がりです。きくち正太さんは、仕上げにウィスキーをフライパンにくわえフランペしていました。

あとは白ご飯にのせれば出来上がりです。もしくはそのまま食べてもらってもかまいません。

果実である知恵の実のサムシングな酵素のおかげで、すこし鶏肉が柔らかくなっているような気がします。

鶏肉の細胞に水分がしみこんでおり、すこしふわりとした食感です。

そして、病弱なウィルスであれば、たちまち逃げていきそうな量の生姜ですが辛くありません。

生姜の辛味の角を赤いりんごの甘味が削っています。けれども、生姜といえばの膨らんだ滋味はしっかりとのこっていました。

淡泊な鶏肉から、リンゴと生姜がしみでてきます。味わいは、さっぱりと食べやすいです。

砂糖やミリンがくわえられていない。けれども、リンゴのデリケートでノーブルな風味があり、しっかりと充実した味わいにしたてあげることができます。

いつもの鶏肉がちょっと豪勢な味わいになります。

豚の生姜焼き

お好みの厚さの豚肉を焼肉のタレに漬けこみます。

さらに追いすりおろし生姜をくわえましょう。

半日ほど漬けこんだあと焼きあげます。

豚肉は強火で表面を焼きあげます。そのとき、できるだけ焼肉のタレの水分をとり焼きめをつけると恰好よい見ためになります。

焼きめがつき、両面を焼いたあとは、焼肉のタレをいれ煮るように焼きあげれば出来上がりです。

パイナップルをのせたハワイアンステーキのような華やかな香り。

それでも甘すぎないのは、やはり生姜がよく効いているからでしょう。

豚の透明な白身が、ぷるぷると柔らかくふるえるほどに湿潤に飛んだ質感になっています。

淡泊な豚の赤身に、りんごの自然な甘味がしっかりとしみこんでいます。

豚の焼きめから立ちあがる芳しい香り。生姜がすこし焦げた香りも混ざっています。

焼きめのついた部位はすこしマッチョな噛みごたえ。じっくりと奥歯で噛んでいるとリンゴと生姜、そして豚の満ちたりた味わいが悠遊とひろがります。

煮卵

きくち正太さん流焼肉のタレは、じぶん好みの味付けにかえられることが最大の特徴といえるかもしれません。

コミックのなかでは、うずらの卵をつけていました。

鶏卵の卵を焼肉のタレにつけました。そして、五香紛をくわえるだけで中華風の煮卵になります。

淡泊な白身の質感をいかしたお上品な口あたりの煮卵になります。

そして、五香紛をいれるだけで、ぐッと中華感がまします。

コミックのなかでは、しっかりとりんごの数、調味料の分量が書かれています。

材料の分量をしっかりと確認したいかたは、美麗な絵もたのしめるコミックをお読みください。

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