OMECO オメコ 潮FUKIMASTER シルバー クロノグラフ マスター メンズを買い、開封し、徹底的にレビューを書きました。
高級時計で有名なオメガをパロっている時計です。おそらく真似をしたのはスピードマスターと思われます。記事を書いた人間はオメガを持っていません、見たことがあるだけです。
オメコ 潮FUKIMASTER は、ただのオフザケ商品ではりません。値段以上のつけ心地、生活防水はもちろんあり、動作はスムーズで静か、見た目はまるでオメガ。2万円ほどの価値はあります。
ステンレス製の時計をほしい人には、オススメです。低価格で、オメガ気分を味わえるのですから。
デメリットとしては、時計をつけていく場所を選ぶことでしょう。そして、オメガに怒られ販売中止になる可能性があるのです。
オメコ 潮FUKIMASTERの開封の様子から細部の見た目、バンド調整の方法を書いています。
オメコ 潮FUKIMASTERを腕につけた写真をのせてます。
参考用にオメガスピードマスターの広告を貼っておくのでご確認ください。
公式さんからツイッターでリプをもらえました。
オメコ 潮FUKIMASTERを開封【写真あり】
潮FUKIMASTERのパッケージ
横:約10cm、縦:約15cm、高さ:約4cmの長方形の白い箱。漫画の単行本2冊ほどの重さ。
白い箱をパカッとあけ、振ったり、指でひっぱたりして、白い箱の中にはいっている箱をとりだす。中から赤い箱がでてくる。
赤い箱は白い箱よりちょっとだけ小さく赤色の長方形の箱。重さの変化はほとんどなし。赤い箱の中央よりやや上には、OMECOと白文字で書かれている。さらにちょっとうえには、白い色で二重の◯が書かれている。二重丸のど真ん中には、白い線がまっすぐ書かれている。団子に刺さった串のように白い線は丸を突き抜けている。二重丸の外側の丸には、短めの白い線がチョンチョンとウニか栗のトゲのように6本生えている。6本の短い線は、中央の白い線の右側と左側に等間隔に3本づつ分かれて書かれている。
赤い箱の触り心地はツルツルしており、油の少ない指の人は開けるのに苦労するだろう。触り心地はよく、ほっぺでほおずりするとシルクの肌着のような感触だった。赤い箱のフタを鷲掴みにし、上にひっぱるとゆっくりゆっくり、スーッとフタがあく。
中には箱と同じマークの模様が描かれている3つ折りの赤い紙がはいってる。赤い紙の下部には、オメコ保証書兼取扱証規定と白文字で書かれている。赤い紙の触り心地は普通の紙の触感だった。
赤い紙の下の、薄い黒いスポンジの板状のものをはずすと、チラッとステンレス鋼の時計が光っている。
黒いスポンジ状のものに、ツタンカーメンのようにピタリと収まっている時計とコマ調整器。
潮FUKIMASTERの文字盤
ステンレス鋼の時計の丸い部分は直径:役4cm。円周部分は2mmほど黒くなっており、その円周部分の12時の位置に60と書かれており、反時計回りに10分までのあいだに500までの数字が書かれている。TACHYMETREという文字が書かれいるのを見ることができる。この部分が動く時計もあるが、潮FUKIMASTERは動かせない。
文字盤(ダイアル)は黒と白とシンプルに見やすい。
外周にちょんちょん生えている線に届きそうな白い長針と、長針の半分ほどの長さの白い短針が二本見える。先が悪魔の尻尾のようにとんがっている細い針は、ストップウォッチ用の針となっている。
一分づつに小さい線が円周部分に書かれており、5分ごとに白い線は少し伸び太くなっている。長針と短針、白い線は見やすく、パッと直観的に時間を把握できる。
15分の位置と、30分の位置、45分の位置に小さい時計が3つある。30分にある小さい時計が秒針になっている。15分の時計と45分の時計は、24時針とクロノグラフ分針と説明書に書かれていたが、何に使うか、トンとわからぬ。
箱についていた白い二重丸のマークが、ちょうど0時の位置に書かれている。マークの下にはOMECOとかかれ、さらに下には、潮 FUKIMASTERと書かれており、その下にはPROFESIONALと書かれている。
右側には、3つの突起物がある。中央の突起物の先は、一回りでかくなっており、細い線がはいっており、親指と人差し指でつまみ操作しやすくなっている。指でつまみくるくる回すと、長針と短針が動き、時間をあわすことができる。
上の突起物を押すと、ストップウォッチの針が動き出す。もう一度、上の突起物を押すとストップウォッチの針はとまる。下の突起物を押すと、ストップウォッチの針は0時にピョコンと戻る。ストップウォッチの針と白い二重丸のマークは常に重なっている。
時間を確認することに特化している時計といえる。無駄な機能はほとんどなく、ストップウォッチ機能があるだけだ。飽きがこないシンプルなデザインになっている。
ここまで書いてきて、オメコ 潮FUKIMASTER。なんだ普通の時計じゃんと思われたかはおおいではないでしょうか。
では、時計をひっくり返してみましょう。
潮FUKIMASTER 文字盤の裏側
文字盤の裏側は、メタリックな銀色。上部には潮は行書体、FUKIMASTERはローマ字で書かれている。
下には二重丸のマークが書かれている。
中央には女性のシルエットが描かれている。女性はピンの高いハイヒールを履いており、座っているように見える。
女性の両腕は、膝裏をもっている。シルエットだけなので、顔もスタイルも確認することはできない。
文字とマーク、女性のイラストが描かれている外周部分には文字が書かれいる。48手、Cunni、Lingus、RACING、1000ml/潮吹き。
指紋がつきやすいので、柔らかい布でこまめに拭いてやる必要がある。
時計本体の説明は以上になる。次はベルトの詳細を書いていこう。
潮FUKIMASTERのベルト
ベルトには透明なブルー色の部分があり、この部品の両サイドの突起を押すと、部品がパカッとあき、手首にとおし、青い部品をパチっとしめる。ワンタッチで時計を装着できる。この部品をバックルという。
青色はシールだった。剥がしてみると、文字盤のに書かれているマークと文字が書かれている。好きすぎるだろうと思う。もう少しヒネりが欲しいものだ。
文字盤と文字盤裏のシールも剥がしておく。透明でキレイなシールだったので、バックルのシールが青くなければ、シールに気づかなかったと思う。
ステンレス鋼のひんやり滑らかなベルト。カチャカチャとベルトを動かしてみても、変な音がでることもなくスムーズに動く。
ちょっと腕につけてみたところ、腕毛がベルトに挟まることがなかった。どういう仕組みなのか、腕毛が挟まらないのは嬉しい。
左腕の手首の長さを計ってみると、約15cm。ベルトはゆるゆる。手の小指がベルトと腕のあいだにはいりそうだ。ベルトの調整をする必要がある。
潮FUKIMASTERの説明書
シンプルで、文字数の少ない説明書。
ストップウォッチぐらいしか機能がついていないので、説明することもないのだろう。
潮FUKIMASTERの性能
外装
苦情や返品、返金には一切応じられないようだ。
潮FUKIMASTERを購入をするときには、気をつけたほうがいいだろう。
防水
1000mlの潮吹きに耐えれることができる、なかなかの防水性能。
お潮はなんなのか、そろそろ学者さん調べて、結論だしてくれませんかね。
お風呂”など”にはいるときは、潮FUKIMASTERをはずしたほうがよさそうだ。
ショック
落下によるショックの故障は保証対象外らしい。
AVパッケージの顔と、動画の顔があまりにちがった場合は対象になるのだろうか。
電池
電池交換がいるようだ。ここで痛恨のミスというか、勘違いをしていた。
パロディ元のスピードマスターがじ自動巻きなので、潮FUKIMASTERも自動巻だと思っていた。
潮FUKIMASTERは電池式だった。これはデメリットの一つと数えてよいだろう。
潮FUKIMASTERを時計屋にもっていき、「潮FUKIMASTERの電池交換をしてください」と頼む必要があるわけだ。
この羞恥プレイに耐えることができる人、もしくは興奮する人は潮FUKIMASTERを手にする資格があると言えるだろう。
皮膚のかぶれや湿疹について
腕時計が性病になるとは、イグノーベル賞ものではないだろうか。
なんにしろ、皮膚のかぶれや湿疹がおきたときは、潮FUKIMASTERをすぐに外したほうがいいだろう。幸いにして購入した潮FUKIMASTERは性病ではなかった。
身近な人に性病をうつさないように、皮膚科にいくのも忘れないように。
潮FUKIMASTERとSEIKO比較
いつも使っているSEIKOと潮FUKIMASTERを並べてみる。
二つを比べてみると、潮FUKIMASTERは一回りでかく存在感があり、キラっと光っており恰好よく見える。SEIKOは並べるとすこし地味に見える。
潮FUKIMASTERの重量は120gほど。ひんやりと腕時計をつけいるなと実感させられる重さをしている。キーボードのタイピングをするときに気をつけないと、カチカチとあたる。
SEIKOの重量は、潮FUKIMASTERの半分ほどだろうか。ベルトもナイロン製で冷たくはない。潮FUKIMASTERをつけたあとにつけると、悟空がおもりを外したように軽い。
時間の確認がしやすいのは、やや潮FUKIMASTERだろうか。ほとんど差はない。
SEIKOは自動巻なので、電池交換をする必要がない。潮FUKIMASTERは電池交換の必要がある。
値段はSEIKOのほうがお安い。
気分によって時計をつけかえている。
潮FUKIMASTERのデメリット
面接や追悼行事
だいたいの場所に潮FUKIMASTERをつけていけるのだが、面接や追悼行事には別の時計を用意しておいたほうがよいと思う。
潮FUKIMASTERをつけていっても大丈夫かもしれないが、文字盤に書かれていることに気づかれたら一大事だ。社会的に死ぬ。
別の時計を用意しておいたほうがよいだろう。
コンパ・飲み会
潮FUKIMASTERを飲み会やコンパにつけていくのも楽しいだろう。
気づかれると人気者になれる可能性がある。しかしだ、じぶんの性格やグループでの立ち位置を一応確認しておいたほうがいい。
潮FUKIMASTERをつけていても笑われるキャラか、イジってもらえるキャラかどうか考えてから、潮FUKIMASTERをコンパや飲み会につけていこう。
潮FUKIMASTERを使って笑いをとることができるかどうかも重要になってくる。48通りほどギャグを考えておいたほうがよいだろう。
発売中止になる可能性がある
フランク・ミュラーとフランク三浦が裁判で争ったことがあります。フランク・ミュラーは高級腕時計のメーカーで、フランク三浦が似たような時計を作り販売したのです。
フランク三浦は裁判で勝ちましたが、潮FUKIMASTERはどうなるかわかりません。
潮FUKIMASTERは販売中止になる可能性もあります。パロディーと認められるかどうですね。
潮FUKIMASTERのレビュー
面白半分、実用半分で購入してみた。期待値を遥かに上回る出来栄え。日によって本物のオメガシーマスターと使い分けているが、パッと見た感じは高級腕時計と遜色ない。そして何よりも、遊び心溢れるデザイン。強烈なインパクトがありながら下品に感じられない。
この価格でこれだけ魅力のある時計を買えるのは、ある意味エグい。
いつ製造販売禁止になるかわからないので
迷っているなら買えるうちに買いましょう。
クォーツムーブメントはセイコー製なのでコピーウォッチよりは耐久性は有ると思う。
オリジナルと当商品は見比べればオーナーで有れば一目で偽物と見抜かれます。
引用元:Amazon
潮FUKIMASTERのバンド調整
潮FUKIMASTERのベルトがブカブカだった。備え付けのコマ調整器でベルトの調整をしようと思う。
ベルトは極細い棒で連結されている。棒を抜く必要がある。ベルトの裏側には矢印が書かれている。
矢印が指し示す方向に、棒がぬけるようにセットする。
コマ調整器の黒いネジをくるくると回すと、先端についた細い針で、ベルトを連結している棒を押し出すというわけだ。キッチリと針と棒が重なっているか確認する。確認せずにコマ調整器を回すと、針が折れてしまう。というか、コマ調整器の針を曲げてしまった。
スペアの針があったので助かった。
押し出した棒をつかって、もう1度ベルトを連結するので、棒をロストしないように気をつけよう。
棒をベルトに押し込もうと悪戦苦闘している様子。棒をベルトの穴にピクリとも押し込めない。
そこで、専用のベルト調整グッズを買う。
きっちりと固定しても、ベルトの穴に再び棒をいれることができない。いやいや、これ不良品だろ。棒は少し膨らんでおり、穴に入る様子がまったくない。ハンマーでコツコツ叩こうが、棒はベルトの穴に入らない。説明書を読む。
あっ、矢印の方向通りに棒をいれようとしていた。棒をベルトに入れなおすときは、反対方向から入れるようだ。スッと棒はベルトの穴にはいった。説明書を読んでいれば、工具セットを買う必要はなかった。説明書を読むの大事。
人力だと、ちょっと棒が飛び出してしまう。
ハンマーで軽くコンコンと叩いてやると、ベルトにきっちり埋まる。
説明書を読めば、潮FUKIMASTERは備え付けの器具と、トンカチでベルト調整を素人でもできる。
無事に潮FUKIMASTERのベルト調整ができた。説明書を読まないと、駄目だよ。
潮FUKIMASTERをつけた写真
潮FUKIMASTERのドでかい存在感。
つけている腕の貧相さには眼がいかず、他人の視線は潮FUKIMASTERに釘づけになるだろう。
パーカーと合わせてみる。潮FUKIMASTERはカジュアルな服ともイケるね。
ワイシャツと合わせると、まるでオメガ。部屋とYシャツと潮FUKIMASTER
スーツを着込んでみる。仕事がバリバリできそうに見えてくる。あくまで見えてくるだけだゾ。
ジャケットから、加藤茶のようにチョットだけのぞく姿はオメガにしか見えない。
和服と潮FUKIMASTER。違和感なく共演しているではござらぬか。
潮FUKIMASTERの感想【まとめ】
ステンレス製の腕時計が欲しかったので購入した、潮FUKIMASTER。
針の動きは滑らかで、つけたときの存在感はバツグン。日常生活活用防水はあり、堅牢といった見た目。余計な機能はなく、シンプルで飽きがこないデザイン。お値段以上のオメコ。
潮FUKIMASTERをつけていく場所は選びますが、潮FUKIMASTERをつけて出かけるのは楽しいです。
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