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市販のおつまみ、ちょっと乾燥・ドライにするだけで、旨味がギュッとつまった極上のオツマミになる【 フードドライヤーで乾燥 】

フードドライヤー料理

スーパーやコンビニで買うことができるおつまみ。ベーコンやカルパス、ちくわ、ロングウィンナーを乾燥させると、旨味がギュッと濃縮された極上のおつまみになるのです。

料理が苦手なかたも失敗する要素がほとんどなく、火もつかわず、包丁もつかわない調理方法、それが乾燥。

いつものおつまみをから水分をぬき、水分がぬけたおつまみはまるで◯◯ジャーキーのようになるのです。

めくるめく乾燥調理の世界へようこそ。

おつまみを乾燥させる方法

  • 干しネットにいれ、太陽の力で乾燥させる
  • 冷蔵庫にいれ、電気の力で乾燥させる
  • フードドライヤーを使う

干しネットにいれ、太陽の力で乾燥させる

おつまみを干しネットにいれ、太陽光にあてる乾燥方法。干しネットを買う必要があります。100円ショップでも干しネットを売ってるのを見かけました。低価格で乾燥できるのが魅力です。

干しネットをつかわず、おつまみを干していたらカラスに食べられちゃいますよ。

湿度の高い日はすぐには乾燥できません。また雨に降られたら大変なので、おつまみを干すときは、天気予報を確認してくださいね。

乾燥時間は1日~2日ほどかかります。

冷蔵庫にいれ、電気の力で乾燥させる

おつまみを梱包袋からだし、皿など容器にいれ、ラップをせずに冷蔵庫にいれておきます。

冷蔵庫のなかはカッサカッサに乾燥しており、おつまみから水分を抜いてくれるのです。

ご家庭に冷蔵庫があれば、電気代だけで確実に乾燥できる方法です。乾燥時間は1日ほどかかります。

フードドライヤーを使う

フードドライヤーという、食材を乾燥させる専用の調理器具を使う方法。

天候に左右されずに、一番早く乾燥できます。乾燥時間は3~4時間ほど。

デメリットして五千円ほど、初期費用が必要です。

お好みの方法で、おつまみを乾燥させましょう。

この記事では、フードドライヤーでおつまみを乾燥させています。

乾燥させたおつまみ

  • ベーコン
  • カルパス
  • ちくわ
  • ロングウィンナー

おつまみを乾燥前、乾燥後の見比べ

ベーコン

生食できると書かれているベーコンを乾燥させる。加熱用と書かれているベーコンを乾燥させただけで食べると、お腹ピーピーになる。

ベーコンをフードドライヤーに並べる。干しネットや冷蔵庫も乾燥方法はおなじ。

フードドライヤーの温度設定は45度、乾燥時間は4時間に設定。

4時間後のベーコン。

薄ピンクになりくじらベーコンのようにも、グネグネとうねっているアノマロカリスのようにも見える。

持ってみると、手にベトっと油脂を感じ、ベーコンの重量は軽く羽毛のようにふわっとしている。

パリっと綺麗にやけたようなベーコンの表面。焦げないし、ベーコンを焼く必要はなくなるのでは。

なかなか噛みきることができない、堅牢な硬さ。グニグニと何度も噛んでいると、噛むたびにじゅくじゅくと旨味があふれだす。うすく軽いベーコンによくここまでの旨味がつまっているものだと感心する。乾燥ベーコンは旨味の四次元ポケットやで。

カルパス

カルパスをむきむきして、フードドライヤーに並べる。

フードドライヤーの温度設定は45度、乾燥時間は4時間に設定。記事に紹介しているおつまみは同時に乾燥させている。

4時間後。

まるでキャンプファイヤーの木材のように、がっちりした見た目のカルパス。よく燃えそうだ。

カルパスって、表面がねちょねちょしていませんか?

乾燥させると、そのねちょねちょが消えている。押すとはじきかえしてくる弾力。

水分がぬけ、ボソボソ一歩手前の肉と肉の接合部分からあふれる旨味。カルパスの肉はなんだんだろうか、世の中には知らないほうが幸せなこともあるんだぜ。

黒胡椒やマヨネーズ、七味をつけて食べると、それはもう。

ちくわ

ちくわ丸のままでは、内部まで乾燥しにくい。

そこで、細く切ってフードドライヤーに並べる。

フードドライヤーの温度設定は45度、乾燥時間は4時間に設定。

4時間後。

ちくわは、いい色に焼け、水分がぬけカチカチになった。

ちくわがヘニャっとすることはなく、ピンとたつ。

噛むとちくわとは思えない歯ごたえ。柔らかいビーフジャーキなんて、目じゃない。そんじゃそこらのビーフジャーキより硬いちくわジャーキとなっている。

グニグニと噛んでいるとすこしアゴが疲れてくる。しかし、噛む価値はある。魚の甘味とミリンの旨味が砂浜の波のようにひいてはおしよせてくる。

これは、ちくわの旨味のグランドラインや。

ロングウィンナー

いらいらしながら、ロングウィンナーの包装紙をむく。

丸々では乾燥しにくいので、適当な大きさに切り、フードドライヤーに並べる。

フードドライヤーの温度設定は45度、乾燥時間は4時間に設定。

4時間後。

表面はカチっと乾燥しており、ロングウィンナー内部から油がテラテラとでている。

う~ん、パサパサ。もさもさ。水分がぬけ、旨味が倍増している、こともない。

ロングウィンナーを乾燥させる必要はあまりないな。

乾燥おつまみを燻製風にする

おつまみは、乾燥させただけでもおいしいのですが、それを簡単に燻製風にできる調味料に漬けこむ。

燻製の素に10分ほど漬けこむだけで、燻製の独特の香りがするおつまみに大変身。

調味料と水分を補うことで、ロングウィンナーが生きかえった。ミイラに水をかけたように、生き生きと豚と鶏が踊りだした。

燻煙の香りのする乾燥おつまみは、ビールから酎ハイ、ワイン、ウイスキーなどなど色々なお酒と相性ばっちり。

乾燥させることで硬くなっているおつまみは、なんども噛むため、満腹感を感じやすいのでダイエットにも最適ですゾ。

市販のおつまみを乾燥させて食べた感想【 まとめ 】

いつもの市販のおつまみを乾燥させるだけで、旨味がぎゅっとつまった極上のおつまみになりました。

乾燥させただけでは、変化のなかったロングウィンナーもありましたが、調味料と混ぜることによっておいしくなりました。

火も包丁も使わない調理方法、乾燥。

料理が苦手なかたや小さいお子様におすすめの調理方法です。

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