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【 コストコ 】ラム肉 Tボーン 肩ロース フレンチラック 切り落としを食べた感想 レシピあり コストコのラムは臭くなかった

コストコ

コストコで売っているラム肉のTボーンと肩ロース、フレンチラック、切り落としを食べた感想を書いている記事です。またラム肉を使ったレシピも紹介しています。

コストコのラムはむわっとくるような獣臭はありません。ただやはり鶏肉などの淡泊で特徴のないお肉などと比べると、羊特有の香りはあります。その香りをよい香りと思うか、臭い匂いと思うかは個人の感想になってきます。

4種類の羊肉のなかで、羊の香りがしない順番に並べますと、羊の香りが少ないのは切り落としです。そのあとは、Tボーン、フレンチラック、肩ロースと続きます。羊の香りが好きな人は反対から選ぶといいでしょう。

コストコの商品は、大容量がウリですよね、食べきることができるか心配。ご安心ください、骨つきのラム肉(Tボーンとフレンチラック)は4~5人家族であれば、一回の食事でペロリと食べることができました。

切り落としと肩ロースは、一回の食事で食べきれたことはありません。冷蔵庫にいれて次の日から色々な料理にするか、冷凍保存をして一カ月をめどに食べきっています。切り落としと肩ロースは冷凍してから解凍しても肉の味はあまり劣化していないように感じました。

4種類の部位別に食べた感想とレシピを書いていきます。

Tボーンを食べた感想とレシピ

Tボーンは100g208円でした。コストコのラム肉全般にいえることなんですが、鶏肉や豚肉と比べると高いです。しかし、近所のスーパーで売られているラム肉のお値段と比べると約1/2です。

Tボーンは、ブロック状になっており中央に1mmほどの骨が通っています。骨によって、お肉が左右わけられているイメージです。骨にわけられたお肉の味、肉質は微妙にちがうような印象をうけました。

一パックに10ブロックはいっています。5人家族であれば、ひとり2つのブロックを食べることができる計算です。

Tボーンの肉質は、歯で切り裂くようなザクっとした食感の表面、みっちりとした肉の繊維を噛みきる、そのお肉を噛んでいると羊の旨味と焼かれたことで香ばしくなった肉汁ソースがあふれかえる。骨にちかいところには、白い繊維がピッタリと骨に張りついており、みちみちと音をたてながら歯で剥がし、もにゅもにゅと噛んでいると、お高い和牛のモツを食べているような気になってくる。

羊の旨味や脂はある、しかし、唇がテラテラするほどの脂ではない。なんといってもうれしいのが、肉を食べても翌日に胃もたれをすることがないのである。Tボーンにコテコテの味付けをしなければ、Tボーンの2~3ブロックをペロリと食べることができる。

Tボーンを使ったレシピ

Tボーンはお肉のお味そのもの味を楽しむ料理にするとよい。つまり調味料に漬けこんでシンプルに焼くのをオススメする。羊肉の香り、旨味、脂を堪能してもらいたい。また素朴な味付けのスープにすると、肉だけでなく骨からもいい出汁がでるので、おいしいスープを飲める。

Tボーンを焼く

Tボーンを調味料に漬けこむ。塩こうじとニンニク、ショウガで漬けこむ。お好みの味付けをしてやろう。このテラテラとした見事な赤いお肉よ。

3時間~6時間ほど漬けこむ。

調味料に漬けこんだTボーンをオーブンで1時間ほど焼く。フライパンではなかなか火が通らない。ラムは生でも食べることができるが、コストコのラムを生で食べたことはないので、生で食べるときはご注意を。

時間のあるときは、七輪でゆっくりじんわりとTボーンの内部にまで火をとおし、羊の脂が炭にジュンと落ち、炭から立ち上る煙のフレーバーをまとわす。

七輪だけでは火がとおりにくいので、フタをしてやり熱を対流させて焼く。

クレソンやタマネギなど香りの強い野菜とTボーンは相性がよい。手でTボーンをつかみ、口をおおきくあけ、ガブリッとかぶりつく、汚れた指で香草をつかみカプリと噛む。野生がめざめるワイルド食ライフ。

家で食べるのもおいしいが、調味料に漬けこんだTボーンをアウトドアで食べる、これまた格別の味がするだろう。

アイリッシュシチュー

Tボーンをお湯にいれ、野菜をたっぷりといれ、ゆっくりと煮込む。カブをいれるのがうまさの秘訣だと思う。

野菜の甘味とTボーンの旨味があるので、味付けは塩と胡椒ぐらいがあれば十分においしいスープ。

寒い日に飲むと、ほっこりし、手足の指先まで羊の滋養がいきわたりポカポカと温められる。野菜もたっぷりといれるので健康的なスープでもある。

切り落としを食べた感想とレシピ

切り落としは薄くペラペラの肉質。赤い部分よりも脂の白い部分がおおい。てらりと少し唇をしめらせるほどの脂がある。その脂を舌でなめると、はんなりと気品ある甘味がある。

薄く切られた切り落としは、いろいろな料理に使うことができる。

そのままフライパンで焼いて塩胡椒で食べてもよい。またパスタやピラフにすると、羊の旨味と甘味が米や麺に染みこみワンランク上の料理を作ることができる。

切り落としを使ったレシピ

ジンギスカン・しゃぶしゃぶ

切り落としは薄いのでしゃぶしゃぶにもできる。コストコの切り落としは牛や豚にくらべるとアクがあまりでない。

もちろんジンギスカンもうまい。切り落としの脂をたっぷり吸いこんだ野菜は、香りとコクがワンランク上のお野菜になる。切り落としと野菜を交互に食べていると、羊と野菜の無限列車。

トマトソースパスタ

切り落としをフライパンにいれ、カリカリになるまで炒める。

赤ワインを少々いれ、焦げと旨味をこそげる。

別のフライパンで炒めておいた野菜をいれる。

トマトジュースと塩、ローリエをいれトロトロになるまで炒める。

生パスタとからめて、トマトソースパスタの出来上がり。

ラムの甘味がしみじみとソースに溶けだしており、トマトの酸味との相性もよい。おしゃれなパスタ屋さんで提供されるパスタのような味。

ラムピラフカレー風味

油をひいたフレイパンに切り落としをいれ中火で焼く。

切と落としから脂がでて、色が変わったらフライパンからとりだす。

ニンニクとタマネギを切り落としを焼いたフライパンにいれ弱火で炒める。

タマネギが透明になってきたら、お米をフライパンにいれる。お米と切り落とし、野菜を混ぜながら、中火で2~3分炒める。

お米と同量の水をフライパンにいれ、カレー粉をいれ、塩胡椒を軽くしておく。

とりだしておいた羊肉をフライパンにもどし、クミンをくわえる。クミンの細長い種子は、控えめな爽やかさを演出してくれる。クミンと羊肉の相性は、サンマと大根おろしぐらい相性がよい。羊肉を料理するときに、クミンをいれるだけで羊肉の味と香りに奥行がうまれる。コストコでラムを買い続けるのであれば、クミンのシードでもパウダーでも常備することを強くオススメしますぞ。

お好みでドライトマト、レーズンをいれる。フタをして弱火にかけ、水分がなくなるまで煮る。水分がなくなれば火をとめ、10分ほど蒸らす。

ラムピラフの出来上がり。ピラフにいれる具材によって千差万別の味を楽しむことができる。

フライパンの底からぐわりとお米と羊肉をかき混ぜる。

器にもりつけ、味がうすいときは、塩や黒胡椒で味をととのえる。またパセリやタイムをふってやると、彩がよくなり、爽やかな香りがプラスされる。

肩ロースを食べた感想とレシピ

肩ロースを買ったときの、お値段は100g199円。10cm×5cmの面、厚さは3mm~5mmほどの食べ応えのあるお肉。牛肉でいえばカルビの大きさにちかいでしょうか。

羊特有の香りが特徴的な肩ロース。4部位のうちで一番羊の香りがある。羊の匂いが苦手なひとにはオススメできない。しかし、あなたが食べた羊肉と比べると、野生的で香草のような香りをしているコストコの羊肉は、むわっと獣臭いという匂いではない。羊肉の香りは苦手だな、と思っていたあなたもコストコの羊肉の香りを嗅いでみると羊肉が好きになるかも。

焼いてよし、煮てよし、ミンチにしてよしと色々な料理に使える肩ロース。ひとつだけ問題がある、白い脂かスジのように見える部位がおおいと噛みきることができず、いつまでも口のなかに残る。

肩ロースを使ったレシピ

アラブの肉団子

肩ロースをミンチにし肉団子にし、トマトソースなどで煮込む料理。

肉団子には、なんとミントの葉を混ぜる。ミントの香りと清涼感がきつくなりすぎないか、心配ご無用。羊の香りとミントの香りが混ざりあい、異国情緒あふれる肉団子になっている。その肉団子は、まさにアラブの春。

ラムジャーキー

ジャーキーといえばビーフが有名だが、ラム肉でもジャーキーを作ることはできる。

香辛料や調味料に漬けこみ、乾燥させ、燻煙で燻すと作ることができるラムジャーキー。

燻煙につかったサクラの香りは、羊肉の香りに深い奥行をあたえてくれている。噛むとガギリと音がしそうな肉質、ミチミチっと肉の繊維を縦や横にひっぱりひきちぎる。グニグニと奥歯で噛んでいると、じゅんわりと旨味が沁みでてくる。

黒胡椒や唐辛子、様々なスパイスの味付けをすることができる。あなた好みの味つけを探求しようじゃありませんか。

フレンチラックを食べた感想

100g238円ほどのフレンチラック。コストコで売られている羊肉の部位のなかで、一番うまい部位だと思っている。骨をよけ、フレンチラックを切ると、ラムチョップの形になる。骨の先はほそく、上にいくにつれ太くなる、先端には赤い肉質の羊肉が、ボールのように丸くついている。

ラムチョップをフライパンで焼きながらバターをかけたり、香辛料をまぶしてオーブンで焼くだけで、高級レストランで提供されるようなラムチョップを作ることができる。

ラムチョップの先端の肉はとろけるほど柔らかいわけではない。すっと歯がはいっていく柔らかさ、噛むとしっかりとした歯ごたえがあり、肉を食べている、といった充実感をえることができる。肉も脂にたよらない旨味と風味なので、こってりと胃にもたれることはない。

一番うまい部位と紹介さしてもらったが、じつはあまり買わない部位でもある。なぜなら食べられるところが少ないのよ。ラムチョップの先端のお肉はおいしいよ、まちがいなくね。しかしですね、骨をぬくと100gのお金めちゃめちゃ高くなるのではと思っている。

特別なお祝い、パーティーなどある日にフレンチラックを買っている。

【 コストコ 】ラム肉 Tボーン 肩ロース フレンチラック 切り落としを食べた感想 【 まとめ 】

コストコで買うことができるラム肉を食べた感想とレシピを紹介さしてもらいました。

コストコのラム肉は、獣のようなむわっとした匂いはなく、ひ つ じ特有の味と香りを楽しめるお肉でした。

お値段は鶏肉や豚肉にくらべると高いです。近所のスーパーで売られている羊肉の価格とくらべると、1/2の価格で買うことができます。

Tボーン、肩ロース、フレンチラック、切り落とし、あなたの作る料理にあわせて買う羊肉の部位を選ぶとよいでしょう。

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