梅酢ねりこみうどん レシピ・作り方 ほんのりと紅色 微かな酸を感じる 紅色を濃くしるのは苦労する【 パスタマシーン仕様 】

うどん

この記事は、梅酢をねりこんだ自家製うどんのレシピを書いています。梅酢と水、中力粉と混ぜて作ります。

ほんのりとした酸っぱさがあり、ほのかに紅色のうどんです。くっきりとした紅色はだせませんでした。梅酢をたくさんいれると、うどんは赤くなります。しかし、生地がバラバラになりやすく、麺状にしたときにブツブツと切れたうどんもありました。

200gの中力粉にたいして、梅酢10gと梅酢40gの両方を作りました。うどんを作る工程は一緒です。梅酢40gの写真を使い調理工程を説明させてもらいます。最後に梅酢10gと40gのうどんの色を確認できるように写真をのせています。

パスタマシーンで製麺しました。

梅酢うどんの材料(2~3人分)

  • 中力粉:200g
  • 梅酢:40g
  • 水:40g
  • 打ち粉:適量

梅酢を10gで作るときは、水を70gにします。

薄力粉と強力粉を混ぜ、中力粉のかわりに使ってもらってもかまいません。

使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。

梅酢うどんの調理工程

  1. 梅酢と水、中力粉を混ぜ生地を作る
  2. 生地をパスタマシーンでのばす
  3. 生地をパスタマシーンで切る
  4. 梅酢うどんの出来上がり

梅酢うどんの作り方【 写真あり 】

梅酢と水、中力粉を混ぜ生地を作る

中力粉:200gと梅酢:40g、水:40gをボウルにいれる。

混ぜはじめは中力粉と液体が混ざりあい粘土状になる。手で混ぜるとくっついてしまう。さいばしやゴムベラを使って混ぜるとよい。

粉と水分を混ぜる専門の調理器具をつかい混ぜた。手で混ぜるように素早く混ぜることができる。

中力粉全体に水分がいきわたり、しっとりと3mm~5mmほどの粒状になれば手をつかい粉をまとめていく。

粉をボウルにおしつけたり、のばしたり、ひとつの塊にまとめ、形をととのえる。

ほのかに赤く色づいている生地。しかし、いつものように生地が接着している感じがしない。パラパラと崩れる生地もある。

生地を1時間ほど寝かせる。普通のうどん生地であれば、寝かせることで生地が滑らかになりコシもでます。

寝かせているあいだに、生地が乾燥しないようにサランラップをまいておく。

粉のまぜかた参考動画

生地をパスタマシーンでのばす

うっすらと紅い生地を作業台にとりだす。パスタマシーンもセットしておく。

パスタマシーンに通ることができる薄さに生地をのばす。めん棒や手をつかい5mmほどになるまで生地をのばす。

パスタマシーンのダイヤルは、一番ブ厚くのばすダイヤルにあわせる、のばした生地をパスタマシーンに通す。

パスタマシーンを通った生地は、ガタビシになり、ボロボロと崩れた。ボロボロと崩れた生地をまとめ、なんどもなんどもパスタマシーンに通す。執拗に生地を通していると、幼馴染がデレるように、いつのまにか生地は滑らかになってくる。根気よく何度もパスタマシーンに生地を通そう。

なめらかになった生地をお好みの薄さにのばす。食べやすい長さに切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。

丸いときよりも、のばした生地のほうが紅色が薄れている。

生地のばし方参考動画

生地をパスタマシーンで切る

パスタマシーンにカッター(生地を切る調理器具)とガイド(生地を固定する調理器具)をとりつける。

打ち粉をふった生地の先端をカッターにあわせ、パスタマシーンとガイドのうえにおく。

カッターにハンドルをとりつけ、くるくると回す。生地がカッターをとおり、うどんになって落ちてくる。手でうけとるか、清潔な器でキャッチする。

すべての生地をカッターにとおす。

梅酢うどんがくっつかないように打ち粉をふっておく。上の写真が梅酢:40gの梅酢うどん。

こちらが10gの梅酢うどん。10gの見た目は普通のうどんと一緒。すこし酸っぱい風味があるうどん。ただし、製麺しやすいのは10gの梅酢うどん。

生地を切る動画

梅酢うどんを食べる

うどん:100gにお湯1リットルから2リットルを用意する。

ぼこぼこと沸騰させたお湯に、うどんを鍋にいれる。ゆであがる時間は粉の種類や太さ、お湯の温度でかわってくる。ゆで加減をチェックしながらゆでよう。

お好みのゆで加減になれば、うどんをザルなどにとり、冷水でヌメりをとり、表面をしめる。あとは普通のうどんのように食べるだけだ。

梅酢を40gいれたうどんは、ゆでているときに2割ほどのうどんがボツボツと切れた。

うどんを食べようと顔に近づけると、ほんのりと梅干しと赤紫蘇のゆかりのような香り。ほのかに紅色のうどんの表面はつるやか。つるりと口のなかに滑りこむ。暑い日には、酸味があり、つるやかな梅酢うどん、まことによいものですゾ。

梅酢をいれたといえども、やはり梅をダイレクトにのせた酸っぱさには勝てない。酸っぱさが足りないときは、梅干しをトッピングしよう。梅干しとトロロ昆布の組合せが好きだ。

梅酢うどんを作って食べた感想【 まとめ 】

いれる梅酢の量をふやせば、紅色の発色はよくなります。しかし、生地をまとめにくくなりました。

既製品のように、きれいな赤色をだすことはできません。使っている梅酢がちがうのか、着色料などを使っているのか謎です。

ほのかな酸味がある梅酢うどんは、暑い日に頂くにはマコトによいものでした。

パスタマシーンを使えば、うどんの幅と厚さを均一に切ることができます、素人でも。

コメント

  1. まり より:

    こんにちは。

    梅酢うどんいいですね。色はビーツの汁をちょっと入れたらどうでしょう?あっという間に真っ赤になりますよん。または色は少し薄いけどハイビスカスティーのが味的にいいかも。

    これぜひ作ってみたいけど、アメリカは梅酢が高くてうどんになんてもったいなくて使えない(だいたい持ってない!)、ので梅干し練り込んで作ってみようかなあ。

    • おったろう より:

      まりさん、コメントの書き込み嬉しく思います。

      ビーツの汁!その発想はありませんでした。たしかに、赤くなりました。生パスタにはねりこんだのですが、うどんにねりこむという発想がありませんでした。

      日本とアメリカはいろいろと違うのですね。

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