この記事は、好きやねん<しょうゆ味>5個パックを食べた感想を書いています。
昔なつかしの日本人ごのみの鶏をきかせたしょうゆ味の即席ラーメン好きやねん。
戦後から令和までしたしまれてきた好きやねんのお味は老若男女に愛されてきました。
食べていても飽きのこない無駄をそぎおとしたお味といえます。
アレンジレシピも書きました。
好きやねん<しょうゆ味>実食レビュー
あわい醤油の色にそまったスープ。表面から1㎝ほどしずんだ麺が見えます。
ギラギラとした脂は浮いておらず、麺についてきたような、微粒子なみに小さい油が浮いています。
あっさりとしているスープであろうことは、一目でわかるでしょう。
さて、スープの香りですが、ほどんど香りません。うっすらと醤油の香りはある、そのようにかんじるだけです。
白い湯気にのり、もうもうと香りがたちあがる個性のつよいスープではありません。
インパクトがないといえるでしょう。いいかえると、クセがなくすっきり澄みわたりクリーンな香りといえます。
疲れきり、ヘトヘロになり、太陽にあぶられ、酒をしこため飲んだときなどなど体調がわるくても飲める好きやねんの淡麗なスープ。
飲んでみると、鶏の骨から抽出された味わい。そして、タマネギやニンジンを煮たような甘み。
味がうすいと感じさせない旨味はしっかりとあります。そして、コショウ系の刺激ある香り、舌にピリッとくる辛味があり、スープの味をひきしめています。
カツオの風味と書かれていますが、しっかりとは感じとれませんでした。鶏の出汁のなかに、カツオがいい塩梅にとけこんでおり、淡泊ともいえるスープに幾ばくかの味の奥行きと陰翳をつくりだしています。
麺はほそめ。袋ラーメンのなかで、もっともほそめに分類されるでしょう。
ゆで時間をはやめ、かための麺で食べてもよいと書かれています。
麺の表面のほどんとは、つるりとしています。すこしだけ、生パスタや銅で押しだした乾パスタのように、スープがしみこみやすい溝があるように感じました。
弾力とコシはひかえめ。たくさんの麺を噛んでも口と歯がつかれません。歯が弱っているひとでも食べられるであろう弾力とコシです。
好きやねんのスープと麺は、いろいろなトッピングとあわせやすいと感じました。
黒胡椒のような辛味はあります。ただ、パンチがないともいえるスープの味わいです。
青ネギをいれると、スープの味がピタリとまとまる、そのように感じました。
好きやねんには、青いネギを。
好きやねんアレンジレシピ
好きやねんは、鶏ガラとしょうゆがはいったスープです。
クセのないスープはいろいろとアレンジできます。
豆板醤で辛味をついかし、ニンニクを追加してやると、某有名辛ラーメンのお味に似たものをお家でつくれるのです。
この辛味、クセになるねん。
鶏だしとしょうゆが、下味になり、辛さの邪魔をしません。シャープな辛味をたのしめるラーメンをつくれます。
麺をゆでるお湯に牛乳か豆乳をいれ、粉末スープを溶かしいれ、野菜とお肉、魚介類なども鍋にいれます。
そして、野菜がやわらかく煮あがったタイミングをみはからい麺を鍋にいれゆでてください。
鶏だしのきいたちゃんぽん風ラーメンのできあがりです。
野菜をたっぷりと食べられるラーメンは、健康的やねん。
野菜や豚肉などを炒めます。そして、粉末スープをふりいれさらに炒めてください。
すべての粉末スープをいれると塩からくなる可能性があります。半分ほどの量からおためしください。
そして、2分ほどゆでた麺の水をきり、野菜などを炒めているフライパンにいれ混ぜあわせます。
お好みでソースなどを追加してください。
しょうゆ味の好きやねんです。けれども食べたイメージは、かぎりなく塩焼そばにちかい味わいだと思いました。
好きやねんの麺に火をとおすと、すこし硬くなり、水気がぬき、味わいが濃くなり、食感も厚くなるように感じました。味もいい感じに麺にしみこんでいます。
焼きそばにもなんねん。
一袋しかない、けれども食べるひとは一人以上。
そんなときは、ご飯をくわえ、細かくした麺をくわえれば、そばめしにもなるねん。
大食漢のひと、育ち盛りのひともニンマリ。
好きやねんの作り方
好きやねんの袋をあけると、麺と粉末調味料がはいっています。
500ccのお湯を用意し麺をゆでます。
ゆで時間は3分です。かための麺が好きなひとは、はやめにあげてもらってもかまいません。
お好みのかたさにゆでたのち、火をとめます。そして、粉末調味料を鍋にくわえます。
器にもりつければ好きやねんのできあがりです。
好きやねん<しょうゆ味>を食べた感想【まとめ】
好きやねんは、淡泊といえるほどにクセのないしょうゆ味のラーメンです。
味がうすい、そのようなことはありません。鶏だしと野菜の甘味が充実したスープです。
麺はほそめ。ゆで時間をかえることで麺のかたさは調整できます。
昭和から令和まで、愛されてきた好きやねんは、これからも愛されつづけていくことでしょう。
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