この記事は、ひだまり食堂豚ガラ醤油ラーメンを食べた感想を書いている記事です。
寿がきや食品が販売しています。
1食税込72円です。
大手のメーカーとおなじぐらい、もしかしたら少し安い袋ラーメンです。
ラーメンの印象は、土曜日の昼、夜更けの屋台、温かい郷愁をかんじられる一杯です。
お手頃価格、しかし丁寧な仕事から産みだされたスープと麺を愉しめます。
ひだまり食堂豚ガラ醤油ラーメン 実食レビュー
ニンニクとタマネギの香りが、むんむんと器のうえに漂っています。
醤油をスープで割った王道色。
スープを飲んだ印象は、硬質的でシャープです。脂がすくなく、さらりと飲めます。
風味は濃いです。雑味のない豚のヘビー級の旨味が、スープを飲んだ瞬間にひろがります。
飲んだ瞬間に、旨味の花火がはじけ溶け口中にしみいります。
醤油ですが、豚骨ラーメンのように豚の骨から抽出された脂と野菜の甘味、とくにタマネギ、そして、焦がしたようなニンニクの香りが、口中でスパークします。
旨味はつよい、けれども油分がすくないのか後味は鶏ガラの醤油スープのようにこざっぱりとしています。
スープを飲みおわった余韻は、土曜日の昼、深夜の屋台を想像させてくれます。
日本人の心の琴線にひびきわたる懐かしさと旨味を両立させたスープです。
ちぢれの強い麺です。ちぢれたところにスープがよくからみつきます。
麺は柔らかめです。細いので噛んだといった食感がありません。
駄菓子屋で提供されるような麺です。
ただ、この麺のなかにチキンスープがねりこまれている、そのように感じられるほどに異様な旨味があります。
粉だけではだせないチキンの旨味が麺のなかに存在しているように感じました。
スープの豚、麺の鶏。ふたつの旨味をひとつの杯のなかで堪能できます。
旨味の強いスープです。鮮烈に辛いネギとの相性がよいです。
ネギをたっぷりと食べると風邪をひきにくくなる、といわれています。
風邪をひくたくないとき、風邪ぎみのときに大活躍するラーメンともいえます。
ひだまり食堂豚ガラ醤油ラーメンの作り方
ひだまり食堂豚ガラ醤油ラーメンの袋のなかには、麺と粉末スープがはいっています。
麺をゆでるお湯の量は450mlです。しっかりとした旨味のあるスープです。お好みで調整するのもよいでしょう。
麺をゆでる時間は3分です。
麺のゆでかげんを確認したのち、粉末スープを鍋にいれかき混ぜます。
そして、火をとめてください。
麺とスープを鍋から器にいれると出来上がりです。
ひだまり食堂豚ガラ醤油ラーメンを食べた感想【 まとめ 】
ひだまり食堂豚ガラ醤油ラーメンは、一食100円以下です。
100円以下とは思えないほど、ゆたかな豚とタマネギ、ニンニクの風味がありました。
その風味は、醤油なのに豚骨ダとかんじられるほどの豊穣でした。
豊満なスープです、けれども醤油です。なので後味はさっぱりとしています。
また、麺にはチキンエキスがねりこまれているような旨味をかんじました。
スープと麺どちらからも旨みがこぼれおちる一杯。
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